やってはいけない、造花の使い方!

VMDコンサルタントの藤井雅範です。

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残念な鉢植え

今朝、朝食を摂ったホテルのレストラン。

ガーデンレストラン、と言う名前だけあって、立派なお庭に囲まれています。

池はもちろん、滝まであって、緑が豊かです。

朝食を清々しい気持ちでいただけますね。

その名もガーデンレストラン。緑に囲まれています。

その名もガーデンレストラン。緑に囲まれています。

 

席についた目の前には、黒い長方形の陶器の鉢に入った植物が。

何故か、ちょっとした違和感、を感じました。

食事を初めて目に入ったのがその陶器の端に見える、白い発泡スチロール。

植物はこれに突き刺さっています。

あっ、造花なんだ・・・

目の前に置かれた植物の鉢

目の前に置かれた植物の鉢

 

よく見れば発泡スチロールが見えています。

よく見れば発泡スチロールが見えています。

 

 

先ほど感じた、ちょっとした違和感、それは目の前の良く出来た造花から感じたものだったんですね。

ホント、最近の造花は良く出来ている。

すぐには気付かない。

中には、全く気付かない人もいるんじゃないかな?

でもね、一度気付いてしまうと逆に気になるんです。

圧倒的に違いを感じはじめます。

見た目だけではなく、匂いの違い、生物から発せられる「気」の無さ。

植物ではなく、プラスティックやビニールに付着する特有のホコリや汚れ。

こんなものがどんどん見え始めます。

レストランに入った時に、庭を見て感じた清々しさも、いつしか半減・・・

こんな事が気になるのは、ボクだけなのかな???

 

技術は活かし方が大事。作るだけではなく使い方も啓蒙しよう!

造花を作る技術、これはホントに大したものだと思う。

でもその活かし方、これには注意が必要です。

・お客様の目線の位置には使わない。

・お客様に近すぎる距離では使わない。

・ホコリや汚れは必ずメンテナンスする。

・下草(発泡スチロールやオアシス)は見えないように細心の注意を払う。

こういった事が出来ればよいですね!

 

その技術を活用し意味のあるものにするのか?

雰囲気や空気感を損ねる、残念な偽物でしかないのか?

それを使う人はもとより、それを販売する側にも啓蒙していただきたいですね!

 

 

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