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マネキンが増えてきたのは良い、けれど・・・ -VMDの基本③-

マネキンというものは基本的に人間の形をしている。 なので、トルソーに着せたりハンガーで掛けて見せたりすることでは表現しきれない事項が、伝えられるのです。 1. コーディネート 2. シルエット 3. 丈バランス 4. テイスト 5. ヘアスタイル提案 6. メイク提案 7. ストーリー こういったことが伝えられるのが...

ブランディングにつながる!? ディスプレイのテクニック

ディスプレイで見せるコーディネート、着こなしや着崩し方のテクニック。こういったことを追求していくと、そのブランドライしいスタイリング表現の追求につながります。『あっ、おしゃれだな』『あっ、〇〇らしい(っぽい)な』とテイストが伝わりやすくなるのです。そしてディスプレイする方も実施していて楽しい!

今こそ『店頭ディスプレイ』を見直す時!

リアル店舗でできること。 それはメイク・ヘアースタイル・服・バッグ靴アクセサリー、といったファッション面の提案だけではありません。 笑顔・仕草・言葉使い、といったムード。お客様の身のこなしのサポートまで可能なのです。 そのためには、店舗全体でその後押しができる様な雰囲気の空間を作ることです。

『リピート』の持つ3つの力 ・伝達・選択・印象

ディスプレイのテクニックの一つに『リピート』という手法があります。 同じパターンを繰り返す、ということですね。 なぜこの『リピート』というテクニックが確立されて、汎用されているのでしょう? それはこんな三つの効果があるからです。 伝達(伝わる)、選択(選ばれる)、印象(記憶に残る)、この三つです。

ウインドウディスプレイは無料のエンターテイメントだ!

街を歩く人には誰でも目に入るのがショーウインドウ。身近なメディアなんです。なので商品というモノだけでなく、カルチャーやコンセプトやアートといったそのお店のブランディングを表現できる絶好の場所。だからモノを売る、という発想から抜け出して『街を歩く人の目を楽しませる』ための場所と考えてみませんか?

店頭のマネキンを見て感じる、日本のファッション・ビジネスの成長が止まってしまっている点

はっきり行って日本のリアル店舗はまだまだ止まっています。アメリカやヨーロッパのショップの足元におよびません。店内のIPとPPの連動が出来ていなかったり、ライティングを調整していなかったり・・・単にモノをモノとしか売っていない!ショップやブランドの世界観や背景、カルチャーを伝える気配もない。そろそろ目...