VMDのシナリオを感じるお店|Awesome Store

こんにちは!

藤井雅範です。

 

日本中ほぼ同じテナントの構成で溢れかえり、今自分がどの街に居るのかわからないくらい個性や特徴が薄かったショッピングモール。毎日のように全国のショッピングモールを渡り歩いていたアパレル社員時代に、そんな感覚に陥ったことがあります。

最近は個性的な、そのエリア特有のテナントが入ったりしています。あるいは『イオンスタイル』のようなGMS(総合スーパー)部分の進化も行われたり、新しいテナントさんの導入もありますね。

 

昨日訪れた『イオンモール座間』でも新鮮に感じられる部分はありましたよ。

昨日の記事はこちらから。

Awesome Store

興味を惹かれたお店の1つに『Awesome Store』があります。

ニューヨークテイストのプチプライスな雑貨店。

ファサード

イオンモールの通路を歩いていたも独自性を放って目立つのはそのファサード(お店の前面、通路に面した部分)

低い色温度が却って目立つ。

青白い照明が多い中、遠目から見ても印象に残ります。

PP

右奥の方に椅子が見えるな?と興味を持って近づいてみると・・・

そこにはインテリアのコーナーがありました

なにやらネイティブ柄のグッズがあるな?と思って近づいてみると

クッションやラグのコーナーが現れる

広い店内、壁の高い位置にはそのカテゴリーを示すディスプレイ(PP)が、商品により表現されています。

(PPって何?という方はこちらを読んで下さいね)

そこには必ずスポットがあてられ、よりわかりやすく見えてくる。

自然とそのコーナーへの誘導がされてしまいます。

内装と商品

レンガの衣装やモルタルの壁、黒いスチールにウッド、低い色温度やペンダントタイプの照明器具といった内装の要素はブルックリンをイメージさせます。

商品のテイストとよく合っていますね。

インテリア、キッチン、ステーショナリー、ファッション、アクセサリー・・・取り扱いアイテムは多い。

しかしテイストがしっかり絞り込まれています。

テイストが気に入ったお客さまには、お店の空気感が居心地良く感じるのではないでしょうか?

購入の満足感

店内には、プチプライスショップに見られるようなノイズのようなプライスPOPを使用していません。

商品を手にとってプライスタグを見て初めて「あっ、意外と安いじゃん」と思ってしまいます。

満足感の高い購買になるのですね。

鼻っから安売りPOPを乱立させているような店内ならば、こうはいきません。

まとめ

・ファサードのインパクトで入店される。

・壁面上部のPPがしっかり行われているので各コーナーへの誘導が容易。
プチプライスということもあり、購買率も高そう。

・テイストがはっきりしている分、他のプチプラ雑貨店よりリピーターも増えるのでは?

 

一点の商品だけをとってみれば、ハッキリ言ってどうってことありません。

しかしここに書いたように、商品、内装、ムード、ディスプレイ、誘導といったVMDにシナリオを感じます。

『リアル店舗だから出来ること』をアタリマエのようにやっているように思いました。

この姿勢がとっても大切だと思います。

 

『Awesome Store』は原宿のお店も素敵ですよ!

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藤井 雅範

代表 VMDコンサルタント株式会社ライトハウス
アパレルメーカー 株式会社ワールドにて28年と9ヶ月、一貫してVMDの専門職に従事。レディス、メンズ、雑貨ブランド。セレクト、ファミリー及びスポーツ業態のVMDを経験。複数の事業部にてVMDマネージャーを歴任。エクスペリエンス・マーケティング実践塾55期生。《藤井雅範のプロフィール》

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