ちょっとした発想の転換、遊び心がお客さんに伝わる
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こんにちは!
VMDコンサルタントの藤井雅範です。
「お客さんにニーズを聞け!」
などとよく言われます。
「ニーズを探れ!」
などともね。
しかし、「お客さんにニーズを聞いたから売れるようになった」
という話はあまり聞いたことがありません。
ニーズを探ることは大切でしょうが、探り当てるまではとっても手間がかかりそう。
もっとカンタンに買って頂く方法があります。
それは“ウォンツ”を感じてもらうこと。
既存の商品の色付けを変えてみる
あらかじめ「ニーズ」がなくても、「欲しい!」と思ってもらえれば買っていただけます。
そのためにはちょっとした発想の転換をしてみましょう。
たとえばカラーリング。
すでにある商品の色付けを今までなかったもので考えてみる、それだけのことです。
実例としては
・ピンク色のクラウン
・真っ白なフレームのメガネ
・透明なコーラ
・ホワイトチョコ
などが思い浮かびます。
どれもオリジナルにはなかったカラー。
従来なら、
高級車はベーシックカラー
メガネフレームは黒茶金銀
コーラは黒
チョコは茶色、というのが常識。
多分たくさん売れるのは、そういったカラーの商品。
ただそんなカラーの商品ばかりを集めた店頭が、はたして魅力的に見えるでしょうか?
偶然か、はたまたちょっとした遊び心で色をつけてみたらウケた。
そうすることで話題を呼び売れていく。あるいは量は売れなくても、それがあることで店頭に色気やインパクトが出る。
こんなカラーの商品は、おそらくいずれも最初から、“お客さんにニーズを聞いて生まれたのではない”でしょう。
ちょっとした遊び心やセンスが“ウォンツ”を生み出す
僕が先日見かけたのはこんな自転車。
![](https://i0.wp.com/vmd-lighthouse.com/wp/wp-content/uploads/2019/04/900e9700cfb6535ecb6a8f8bd7298df2.jpg?resize=690%2C518&ssl=1)
子供用なのにまるで大人用みたいなシックなカラーリング。
たったそれだけなのに、「あっ、コレ欲しい」
そう思わせてくれました。
こういった、ちょっとした発想の転換を考えて見ると面白いですよ。
ニーズを聞いたり、ニーズを探ったりするのももちろん大切です。
ただその前に、『すでにある商品のある部分を変えてみる』という簡単なことから始めてみてはどうでしょうか。
商品を提供する側のちょっとした遊び心やセンスが、お客さんの「あっ、コレ欲しい」を生み出すのです。
さてあなたが今扱っている商品、ちょっとした発想の転換でインパクトが出るもの、ありませんか?
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