作り手と着る人がストーリーを紡ぐ、洋服ってそんなステキな存在なんだ

こんにちは!

VMDコンサルタントの藤井雅範です。

 

いつからだろう?洋服というものが使い捨てのように扱われだしたのは???

作り手と着る人がストーリーを紡ぐ、そんなステキな存在でもあるのにね、洋服って。

「デザイナー 皆川明 100年つづく人生(デザイン)のために」

Eテレの、日曜美術館「デザイナー 皆川明 100年つづく人生(デザイン)のために」を観ました。

ミナペルホネンのデザイナー皆川さんのものづくり。

まずストーリーが浮かび、そこから図案が出来る。

それが洋服になったり、詩人の谷川俊太郎さんとの協働で絵本になったり。

クリエイションにはやっぱりストーリーが必要なんですね。

アイディア、作り手、販売、着る人。

ストーリーによって生み出され、たくさんの手を渡り実際着用されてきた洋服は、美術館に展示される作品にもなり得ます。

空想的なアイディアから始まり、実際に着用した人によるリアルな体験のストーリー。

洋服は決して使い捨てされるだけのものじゃない!

トレンドや機能性商品や安売りに惑わされ、洋服の使い捨てに慣らされたコンシューマー達に、もう一度洋服の持つ力を知って欲しい。

東京都現代美術館で開催中の『ミナ ペルホネン/皆川明 つづく』(2020年2月16日まで)

これはそんな“洋服の持つ力”を感じられる場になるかもしれませんね。

(6月には神戸の兵庫県立美術館でにも巡回するようです)

 

あっ、もちろん作り手であるアパレルメーカーやSPAブランドの人にももう一度思い出して欲しいなぁ。

“洋服の持つ本当の力”をね。

 

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