お客様に注目されるマネキンの構成とは?

公開日: VP


VMDコンサルタントの藤井雅範(ふじいまさのり)です。

金曜日の伊丹行きはいつも満席。

目の前をたくさんの飛行機が行き過ぎる。

“飛行機が懸命に働いてる”って感じがする、金曜日の羽田空港。

ラウンジで、トマトジュースを飲みながら、ブログを書いています。

 

スタイリングを工夫して着せ込んだマネキン。

苦労して着せ込んだのに、どうもお客様に注目されていない。

そんなことってありませんか?

入り口が二ヶ所以上あるとき

お店でマネキンを配置するとき、いつも正面に向けて置いている場合が多いと思います。

(ここでいう正面とは、マネキンの胸の向きのこと)

ただ、入り口が二ヶ所以上あったりする場合などは、角度をつけて配置すると効果があります。

ビフォア

ビフォア

左の写真が左の入り口から見たところ。右の写真が右の入り口から見たところ。

アフター

左の写真が左の入り口から見たところ。右の写真が右の入り口から見たところ。

左の写真が左の入り口から見たところ。右の写真が右の入り口から見たところ。

こうするとどちらの入り口からも、マネキンで受けて見せることができます。

 

二体以上で構成するとき

上と同じような考え方を、ファサードに面した場所で行うとこうなります。

後ろがメンズ、前がレディス

後ろがメンズ、前がレディス

この場合、主動線は右から左。

先ほどと同じく、後ろのマネキンは胸が斜めを向いています。

こちらに対しては後ろのメンズマネキンが受けていて、正面からは前のレディスマネキンが受けている。

さらにマネキン自体のポーズにも注目しましょう。

後ろにあるメンズのマネキンは胸と顔がほぼ同じ向き。

前にあるレディスのマネキンは胸に対して顔が左を向いているのがわかるかと思います。

メンズとレディス、胸の向きは45度の角度がついて構成されています。

しかし顔の向き、これは同じ方向を向いていますよね。

こうなることで、マネキンの構成自体に安定感、まとまりが出てくるんです。

そうすると、お客様に注目されやすくなります。

まとめ

動線に対して、多方向からの受けを考えてみる。

二体以上の構成に関して、体の向きと顔の向きを考えてみる。

こんな練習を積むことで、マネキンの構成が上達していきます。

いつもいつも正面ばかり向いていては、お客様の視線に入ってきませんよ。

 

・・・・・そういうことです。

 

 

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藤井 雅範

代表 VMDコンサルタント株式会社ライトハウス
アパレルメーカー 株式会社ワールドにて28年と9ヶ月、一貫してVMDの専門職に従事。レディス、メンズ、雑貨ブランド。セレクト、ファミリー及びスポーツ業態のVMDを経験。複数の事業部にてVMDマネージャーを歴任。エクスペリエンス・マーケティング実践塾55期生。《藤井雅範のプロフィール》

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VP:ヴィジュアル・プレゼンテーション→ そのお店のMDの特徴やコンセプトを表現すること、またはそのスペースのこと。一般的にはお店のファサード(入り口、通路面のお店の顔の部分)にあるショーウインドウやステージ上で数体のスタイルをまとめてみせる場合が多い。

IP:アイテム・プレゼンテーション→ そのお店で、商品が、お客様が手にとれるように陳列されている状態、またはそのスペースのこと。

PP:ポイント・オブ・パーチェス・プレゼンテーション→ IPされている商品群をピックアップして、着こなしや着回し使い方を表現すること、またはそのスペースのこと。いわゆるPOPもこのPPの一部に分類されます。

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