ネーミングについて考えてみる

こんにちは!

VMDコンサルタントの藤井雅範です。

ワールドというアパレルメーカーに入社して29年、独立してから6年。

35年間、ずっとVMD(ヴィジュアル・マーチャンダイジング)の仕事をしています。

インパクト大のネーミング

「まじヤバくない?」「午後の食パン これ半端ないって!」「うん間違いないっ!」「考えた人すごいわ」「もはや最高傑作」「松本幸司の世界観」「日本列島パン食い協奏」・・・

これ全部パン屋さんの店名。

ジャパン ベーカリー マーケティング代表の岸本さんがプロデュースしたこれらの店舗が繁盛しているそうです。

「えっ、これが名前?そういえば最近変わったお店の名前を目にするわ〜」

そう思われる方も多いかもしれません。

友達のFacebookの投稿でも

「なんとかしてよ」という名の居酒屋や「ハゲ割」という名の焼き鳥屋さんの看板がアップされていました(笑)

 

ネーミングってインパクト大っきいですよね。

それだけで興味がそそられるし、行ってみようという動機づけにもなる。

そして記憶に残りやすい。

ネーミングの変遷

ファッションのブランドやショップのネーミングのも変遷みたいなものがあります。

DCブランド全盛時には文字通りデザイナーズ名の花盛り。(EX:TAKEO KIKUCHI)

そして音楽や映画や小説の作品名にちなんだもの。(EX:A BATHING APE)

コンセプトの頭文字をとって組み合わせたもの。(EX:SM2)

などなど。

 

基本的にはブランドやショップのコンセプトを連想させるものが多いと思います。

ただし大きな企業の場合、時代やトレンドによって流されてしまいいつしかネーミングとコンセプトが離れてしまうこともよくあります。

そんな中で、ネーミングと連動したコンセプトの基本は守りながら、良い意味で進化させていったブランドといえばやはり『無印良品』ではないでしょうか?

ネーミングとコンセプト

無印良品の当初のメッセージは

「わけあってやすい」だったそうです。

それが

「ノーデザインから“素”を旨とする究極のデザインへ」と変化したらしい。

ずっと通してあったコンセプトは

「“これが良い”ではなく“これで良い”」

とてもわかりやすいです。1本筋が通って進化している。

“無印良品”というネーミングも、登場時のインパクトは大きかったなぁ。

 

非常事態宣言の終焉が見えない今、店舗の営業もままならない方が多いと思います。

withコロナ時代のブランドや店舗をどう運営していくのか?プランされている方もいらっしゃるでしょう。

この機会にネーミングとコンセプトを見直す、あるいは進化させてみることも良いかもしれませんね〜

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皆さんとお会いできますことを楽しみにしています。

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