大きな波への対処の仕方

こんにちは!

藤井雅範です。

 

音楽の世界でアーティストの作風が変化することはよくありますね。

フォークギターを抱えて「風に吹かれて」を歌っていたボブ・ディランが、ある日エレキに持ち替えて「ライク・ア・ローリングストーン」を歌い始めたり。

優しいハーモニーで「メロディ・フェア」を歌っていたビージーズが、ある日ダンサブルな「サタデー・ナイト・フィーバー」で踊りだしたり。

“はっぴいえんど”で、けだるい物憂げなムードで「風をあつめて」を歌っていた細野晴臣が、ある日YMOとしてテクノサウンドで「ライディーン」を演ったり。

作風が変化・進化することはよくあります。

ファッションの場合

ファッションでもそう。

僕も今はアメリカンカジュアルなファッションを好みますが、34年前会社に入った頃はDCブランドに身を包んでいましたねぇ(笑) 

 

例えばリアルマッコイズのレザージャケットの有数のコレクターとして知られる、コンサルタントの坪井秀樹さん。

アパレルメーカーに新人として入社した際の彼の営業スタイルは、まさかのDCブランドのスーツ。

同じ職場の仲間だったのでよく覚えています。

坪井秀樹の起業実験日記いくつになっても「理由なき反抗期」↓

 

リアル店舗では

そんな風に、好みのテイストというものは変わったり進化していきます。

当然リアル店舗でも同じ。

どんなテイストで商品を揃えるのか?

小さなトレンドの波はしょっちゅうありますが、時に大きなトレンドの波もあります。

そんな時にどう対応するのか?

コレは考えていたほうが良いですね。

 

現状のテイストでの品揃えのお店を継続しながら、別途新しくお店を出す事ができれば一番スムーズかもしれません。

ただし、大きな投資が必要。

 

あるいは今のお店に新しいコーナーを作る。

または別の場所にポップアップ展開してみて反応を見る、という手もあります。

それらの場合は、中途半端にならないように思い切って新しい世界観を演出することが大切です。

 

例えばカテゴリーをミックスさせてライフスタイルを想定できるべくVP・PP・IPを組んで、それを魅力的に演出できるVMDの手腕があれば話は別です。

しかしそれはなかなか簡単には行きませんよね〜

単に今の売り場にただ新しいテイストの商品を混ぜ込んでみただけ、という状態が一番良くない。

反応も分かりづらいし、今までの商品がよく見えなくなる場合もありますから。

別途区切られたスペースで展開することをおすすめします。

 

その反応を見ながら定期的にポップアップ展開するのか?既存のお店でコーナー展開するのか?別でショップを出すのか?ECでのみ展開するのか?あるいはやめるのか?を選択していけば良いですね。

Kanenori / Pixabay

 

長くビジネスをしていると大きな転換期というものがあります。

大きな波にただ飲み込まれるのではなく、うまく乗りこなす事ができるように。

見誤らないように、実験する・反応を見るということにはチャレンジして行きたいものですね。

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