「毒」を嘗める勇気
VMDコンサルタントの藤井雅範です。
ハワイのコナというビールメーカー。
そこの、ファイアーロックというビールをご存知ですか?
濃くて、しっかり味と苦みがあるのに後味がフルーティ。
香りも高い・・・
昨夜はそんなビールを飲みながら、マーケティングのお勉強でした。
アロハス
大阪は堺の深井にあるALOHASというハワイアンカフェが会場。
様相はまるでクリスマスパーティの会場、が、マーケティングのビジネスセミナーです(笑)
ハワイにある友達の別荘を訪れたかのようなインテリア。
糖質制限メニューや、野草の酵素入りパンケーキといった食事のメニューもある。
『天使のエビ』を使用した、殻ごと食べられるガーリックシュリンプがボクの一押しです!
大河ドラマ税理士:山本やすぞう氏の講演
大河ドラマからの学びをビジネスに活かす事で、圧倒的にクライアントの支持を得ている税理士。
一昨日書いたブログのお話をされました。
『基本的に落ちない領収書は無い!』
えーっ。
でもそうなんですって。
判断基準は、仕事で使ったのか?プライベートで使ったのか?
だから、好きな事を仕事に取り入れれば取り入れるほどそれは経費になるそうです。
そして自分の独自性の向上にもつながる、ということ。
山本さんがおっしゃると説得力がある。
彼はとっても優秀な税理士、そして大好きな大河ドラマから得たヒントをビジネスに置き換え、クライアントへのアドバイスに活かしている。
これって日本でたった一人の存在だから・・・
ハッピー薬店社長、ハワイアンカフェALOHASオーナー:橋本亨氏の講演
今日の講演での主旨は『ビジネスとは愛を届ける事』
「なんぼ儲かるか?」ではなく、いかにお客さんが楽しんでくれるか?
会場である、ハワイアンカフェのオープン時にも、こんなエピソードが。
設計者が図面をひいた席数計画を10席も減らした。
計画のおよそ4分の1程度減らしたそうです。
全ては来ていただいたお客様に、友達の別荘にいるようにゆっくりとくつろいで欲しいから・・・
普通、飲食店で席数を減らすというのはその分売上が減少する事と近い意味を持ちます。
特にピーク時は、多くの席を何回転させようか?
などと計算してしまいますよね。
こう考えると売上は4分の1減る、と言う考えになります。
しかし、「なんぼ儲かるか?」ではなく、いかにお客さんが楽しんでくれるか?
という観点でいくと、席数は減らした方が良い、となります。
結果、満足度が高くなり、リピーターが多くなり、口コミが広がり・・・
長いビジネスという視点では、こういう観点が真理(普遍的な原理原則)になるんでしょうね。
またこのお店は、飲食店としてはとっても原価率が高いそうです。
その理由は、糖質制限メニューや、野草の酵素入りパンケーキといったものをメニューに取り入れているから。
ダイエットカウンセラーであり、薬店を経営されている人がオーナーのカフェであるならば、当然の要素かもしれません。
そうそう、お客様に愛を届ける一番簡単な方法はスタッフの笑顔だそうです。
ALOHASのスタッフの「笑顔」はとっても魅力的でした!
まとめ
・自らの独自性を追求する為に自分の好きな事をどんどん仕事に取り入れる。
・「なんぼ儲かるか?」ではなく、いかにお客さんが楽しんでくれるか?
どちらも少し前のビジネスではタブー視されてきた事かもしれません。
いまだに企業の中ではこんな考え方は理解されないかも?
しかしこういった視点を持つ事で成功する人や企業が増えている。
いままで「毒」だと思い込んでいたものを怖がらずに嘗めてみる、そんな勇気が必要な時なのかもしれませんね。
・・・・・そういう事です。
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