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ファサードが気に入れば、お客様はやってくる!

こんにちは!

藤井雅範です。

ブルックリン!!!

先日NYから一時帰国した友人と話していて、去年訪れたときの事を思い返しました。

ブルックリンとマンハッタン。

イーストリバーを挟んですぐお隣なのに街のムードは随分違うなぁ、そう思いました。

ブルックリン、ムード良いな〜

ファサードの魅力で入店客数は決まる!?

さて、ニューヨークでは一般の路面に並んでお店があることが多い。

日本ほど大型商業施設が多くなく、個店を路面に出している店がまだまだ多いのです。
そういった場合、そのお店を気に入るか?そのお店に入ろうか?そのきっかけはファサードの印象で決まる場合が多いですね。ファサードの意味はこちら

 

ファサードはお店の顔。

ここで第一印象が決まります。

入店客数に影響力を持っている部分ということですね。

 

誰にでも入りやすいお店の場合

誰にでも入りやすいお店というのは、テイストやターゲットを定める必要のないお店ですね。

コンビニエンスストアやユニクロさんや無印良品さんなど。

大資本で大量生産(仕入れ)して大量に販売する。マスメディアで広告を打っているようなお店。

この場合はファサードの魅力を出す以上に、入りやすいお店を優先することが多いです。

お店の導線もわかりやすく広くとって、コンビニエンスなお買い物が出来る工夫が大切です。

 

入りたくなる主張のあるお店とは?

サーフテイストのカジュアルウエアのお店

ボーダーのバスクシャツでおなじみのセントジェームス

店内はボタンボタンボタン!ボタンのみ取り扱う専門店です。

テイストやターゲットを定めている場合、どんな店なのか?ということが伝わったほうが良い。

自分のお店はこんなお店です、という主張が感じ取れるファサードにするのです。

思わず入りたくなるように。

そうすれば、よりお店に合ったお客様が来てくださいます。

誰にでも入りやすいお店が一概に良いわけではありません。

入りにくくとも、そのお店の主義主張に興味や共感を持った人に入っていただいたほうが良いのです。

そのほうがより深く応対できるし、お買い上げされる確率も高くなる。

 

お店にはパブリックな要素も大切

ただし、店舗というものはパブリックな使命を併せ持っていると思います。

会員制クラブなどは除いてね(笑)

主張のあるファサードのお店でも、パブリックなスペースはあったほうが良い。

予めお客さんを選別するというよりも、お客さんに興味を持っていただき、その上でお店を利用してもらうという順番。

そうするための1つとして、お店に自由にくつろげるスペースを設けたりできれば良いですよね。

 

日本では商業施設内にそういったパブリックな休憩スペースみたいなものは設置されています。

しかし、個店ではなかなかそんなスペースはありません。

ニューヨークではたまにそんなお店を見かけましてた。

お店の奥に裏庭のようなスペースがあって休憩できたりする。

そこでコーヒーを飲んだり、スマホをチェックしたり、スタッフやほかのお客さんと気軽に話したり。

 

『そんなスペースが取れないよ!』というお店でも大丈夫!

簡単な方法があります。

入り口にベンチを設置する。

誰でも座ってOK!と表示する。

それだけで親しみやすいお店、開放的なお店、その街や人々に溶け込もうという意思表示になりますから。

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