絵を描く人がアーティストなのではない。哲学を表現できる人がアーティストなのだ。
こんにちは!
VMDコンサルタントの藤井雅範です。
先日、デザイナーのコシノヒロコさんのお話をお聴きする機会がありました。
AAP(芦屋アートプロジェクト)の主催するトークセッションです。
ASHIYA
『クリエイションするためには自らの環境を作り出していく事。海、山、都会、全てが揃っている街、それが芦屋』
コシノヒロコさんはもう43年芦屋に住んでいらっしゃるそうです。
自らをどんな環境に置くかって、大切ですね。
自分の環境を変えることで、人格まで変えていけるともおっしゃっていました。
好きなことして生きていく
自分のやりたい事をやり続けることが最高なのです。今の暮らしの中で何に興味があるのか?何がしたいのか?それを知り継続させること。
コンピューターは、モノづくりのアイディア出しに応用出来る(万華鏡アプリを見て図案のヒントにしたり)。しかしチョイスするセンスは人間 だけが持っている。
コシノヒロコさんはファッションの専門学校時代からデザインを考えることは好きだったそうです。
反面、実際に縫い上げたりするのはあまり好きじゃなかったらしい。
お母さんに頼んで、実家のお針子さんに縫い上げてもらっていたそうです。
確かに、自分のやりたいことに没頭できるのなら、それ以外のことは誰かに助けてもらえるならば助けてもらうことは決して悪いことではない。
そしてこれからの時代はどんどんAIがそれを行ってくれる様になるでしょうね。
ブランド
営業が今売れてるというものはもう作りたくない。作っても売れなかった。
人の作品の良いところを見る感受性を自分が取り入れる事で、全くのオリジナルが出来る。そしてそれは再現性がない。だから毎回違う作風になる。
ビジネスを成立させるためのマーケティングは大切。
しかし、売上を上げることありきでモノ作りをしても成功しませんよね。
クリエイターとして大切にする部分は守る。
結果的にそれが、長く続くブランドとなっていくのでしょう。
アート
絵を描く人がアーティストではない。哲学を表現できる人がアーティストなのだ!
アーティストが哲学を表現する。(場、タイトル、表現方法)観る側も一歩近づいて感じ取る。(こうであらねばならない、ではない自由な心)お互いにそういったコミュニケーションをとること。これはビジネスのヒントにもなる。
コシノヒロコさんは自らアーティストでもあります。
ニューヨークで個展を開くほど。
今も神戸の六甲アイランドにある【神戸ファッション美術館】の名誉館長を努め自らの作品の常設コーナーも出来たそうです。
また、芦屋の旧邸をギャラリーとしてリノベーションしたらしい。
アーティストとして、単なる絵かきではなくこれからは哲学を発信することの重要性を感じられているようです。
これはまさにGUTAI(具体美術協会)の精神に通づる、と感じました。
そしてビジネスの世界でも言えることではないか?とも思いました。
『商品が良ければ売れる』時代から『その会社のもつ哲学に共感して売れる』時代へと進化していくのではないかと・・・
トークショーの途中で、コシノヒロコさんが胸元につけていたピンマイクが、首にかかっているネックレスと干渉してザワザワと雑音を立てるシーンがありました。
すると、「こうしておこうかしら」と言ってネックレスを斜めにタスキがけにされた。
一見考えられない行動。
でもそれを平然となさって、またそれはそれでカッコ良かったのです。
80歳を超えられてもチャーミングな女性の一面を見せてくださいましたよ!
ファッション・アートそして芦屋。
コシノヒロコさんのお話、興味深く共感できる内容だったなぁ。
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