ポストコロナ時代の百貨店|ライバルはUSJ!?

こんにちは!

VMDコンサルタントの藤井雅範です。

2020年の国内百貨店売上高が発表された。

4兆2204億円で前年比25,7%の減。

これは1975年以来45年ぶりの低水準。

中でも衣料品は31,1%減の1兆1409億円となった。

これはコロナ禍が原因で売上が落ちたことだけが問題ではありません。実際に1998年の9兆円オーバーから右肩下がりに落ち続けているのだから。

デパ地下以外に魅力はあるの?

皆さんは百貨店、好きですか?

デパ地下は今も人気。見てるだけでも楽しいし、いつも新しい発見がある。

アレを手土産に持っていくと喜ばれるかな?

コレを家族へのお土産にしたら盛り上がるかな?

そんなふうに情景を思い浮かばせる出会いがありますよね〜

 

しかしそれ以外のフロアはどうでしょう。

ちなみに衣料品の昨年の売上高は31.1%減の1兆1409億円で終わったそうです。食料品が15.9%減の1兆3193億円、商品別売上高で初めて衣料品が食料品に逆転されたということ。

今、デパ地下以外でわざわざ百貨店に行く魅力を感じさせるものがありますか?

 

子供の頃、「デパートに行くよ」と母親に言われるととても嬉しかったものです。

売っているモノも目に新鮮に感じられたし、おもちゃ売り場で手品の実演を見たり、屋上の遊園地や食堂で食べるお子様ランチが楽しみで楽しみでワクワクドキドキ。

しかし今の百貨店でそんな思いはまず感じられない。

唯一、梅田の阪急百貨店本店くらいかな〜

 

『ECを強化します』

『バーチャル催事を導入します』

『衣料品売り場面積を減らします』

『フロアまるごと量販店に入ってもらいます』

・・・・・

関係者からのコメントには、あまり夢が感じられませんネ〜

ポストコロナ時代の百貨店

たとえばリアル店舗ならではの店舗体験を設計してみたら?

デパートに入店するとまずカウンターに立ち寄る。

そこでは簡単な質問に答えるだけでAIがその人に最適なライフスタイルを提案してくれる。

・自分では気づかなかった、フィットするテイストのインテリア、音楽、書籍、もちろんファッションも

・今の体調チェックが出来て、オススメのリラクゼーションサービスや寝具、サプリメントを教えてくれる

・家族や恋人など、同行者との相性診断によってその日のオススメのレストランや映画もセレクトしてくれる

カウンターではその日のデパートでの楽しみ方が提案されるというわけです。

コレをパーソナルガイドブックとして受け取り館内をめぐって 体験する。ロボットが案内してくれたりね。気に入ればソコで買っても良いしもちろんECでも買える。

つまりデパートはモノを買いに行く場ではなく、ライフスタイルを提示してくれる場になるということです。

 

どうですか?

こんなデパートなら行きたくなりませんか?

デパートに行くこと自体がワクワクドキドキした体験になるのです。

そうなるとライバルはショッピングモールや量販店ではありません。

USJやディズニーランドかもしれませんね!

 

百貨店の経営陣の皆さん、ポストコロナ時代は新しい扉を開くチャンス!

モノ売りや場所貸しから逸脱しましょう。ワクワクドキドキした笑顔のお客さんがたくさんやってくる情景を思い浮かべて。

これもリアル店舗だからこそできることなのです。

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藤井 雅範

代表 VMDコンサルタント株式会社ライトハウス
アパレルメーカー 株式会社ワールドにて28年と9ヶ月、一貫してVMDの専門職に従事。レディス、メンズ、雑貨ブランド。セレクト、ファミリー及びスポーツ業態のVMDを経験。複数の事業部にてVMDマネージャーを歴任。エクスペリエンス・マーケティング実践塾55期生。《藤井雅範のプロフィール》

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