エッセイ

りんごとチューリップの福岡

福岡に行った事が無かった時代から知っていた地名、それは「春吉橋」や「中洲」。チューリップの「博多っ子純情」という曲に出てくる地名。最初、大阪は道頓堀の戎橋や、京都の四条大橋みたいな橋をイメージしていたが実際の中洲や春吉橋はイメージとは違った。川沿いにズラッと並ぶ屋台の景色は思い浮かばなかったから...

インターネットにあふれる情報の洪水をかぶっている今だから、紙の情報が沁みる・・・

久しぶりに紙の雑誌を買った。『Hail Mary Magazine』12月号だ。やはり紙の雑誌は良い。手に馴染む上質な質感、印刷の匂い、ページをめくる音。読み進むと、その写真や文章から一貫したテーマがヴィジュアルで伝わってくる。今はオンラインとオフライン、バランスが大事な時代なのかもしれない。

「ライヴとリアル店舗の共通点知ってる?」「一瞬にしてトリップ出来ること!」

音楽は、聴く人をグイグイ引き込んで、放浪の旅に誘ってくれる。そんな感覚を店舗環境でもお客さんに伝えられたら良いなぁ。お店に行くことで、お客さんに一瞬にして遠い異国へトリップ出来るような感覚・ムードを感じてもらう。そんなお店だとわざわざ行ってみたくなるものね~

アメリカン・ニューシネマと今

“アメリカン・ニューシネマ”その中テーマは主に“自由”や“解放”が。当時の時代背景を考えるとよく解る。東西の冷戦、代理戦争であるベトナム戦争・・・構図がシンプルなのだ。だからこそ“自由”や“解放”をテーマにすることで多くの共感を得られたのかもしれない。今は複雑だから、難しい。でも実はチャンスも多いのだ。