完璧な文章などといったものは存在しない・・・

VMDコンサルタントの藤井雅範(ふじいまさのり)です。
『完璧な文章などといったものは存在しない。完璧な絶望が存在しないようにね。』
この言葉は村上春樹さんの小説、“風の歌を聴け”の冒頭部分です。
この小説の語り手が、大学生の頃偶然に知り合ったある作家から聞いた言葉。
語り手が、文章を書くという行為をする上でずっと慰めとしていた言葉です。
きっとこの小説を書き上げる上でも、この言葉があったからこそ書き続けることができた、ということなのでしょう。
完璧な文章などといったものは存在しない、だから完璧を目指すのではなくまずは書き始めるということが大切なんだ、ボクはそんなメッセージとして受け取りました。
とにかくやってみよう!
『完璧を目指すのではなくまずは書き始めるということが大切なんだ』
これってビジネスの上でも言えることかもしれません。
何かをプランするときにその企画自体が完璧でなければならない、と思い込んでいたのなら金縛りの状態になってしまうかもしれませんよね。
完璧を目指しすぎるといつまでも身動きが取れなくなるかもしれない、ということです。
でもね、それじゃあいつまでたっても成果なんて出てくるわけはありません。
まずはアクションを起こすことが大切ですよね。
もちろん丁寧に準備をしてから取り掛かると言うような事はとても大切なことです。
しかしそれにばかり時間をとられていつまでも動き出せないとしたら、その間にチャンスを逃してしまうこともあります。
マーケティングの師匠である藤村正宏先生もいつもおっしゃっています。
『とにかくやってみよう、ダメだったら変えればいいんだから』ってね!
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