ベストセラーとロングセラーの違い

VMDコンサルタントの藤井雅範(ふじいまさのり)です。

どうして同じ本を3冊も買うのか?

ボクには毎年夏になると読み返す本があります。

それは村上春樹さんの『風の歌を聴け』という小説。

最初に単行本を手に入れたのが34年前かな?

その後、いつのまにか無くしてしまって・・・

また読みたくなって、10年ほど前に文庫本を手に入れました。

それから毎年夏になると読み返しています。

小説の中に、『この話は1970年の8月8日に始まり、18日後、つまり同じ年の8月26日に終わる』

という文章が出てきます。

その文章に沿って、毎年8月8日ごろに読み返す、という趣向(笑)

夏のお話だし、作品の中にビールを飲む場面がたくさん出てくるし・・・

夕方のテラスで実際にビールを飲みながら読むのが良いんですよ(馬鹿みたいですね〜!)

「風の歌を聴け」の文庫本

「風の歌を聴け」の文庫本

そして、今年もその季節が近づいてきています。

今年はさらに単行本を買い足そうと思います。

これで同じ内容の本を3冊買うことになる。

さすがに文庫本が傷んできているせいもあるし、小さな文字が読みづらくなったせいもある(笑)

 

書籍にはベストセラーとロングセラーという呼称があります。

ある一定の期間にたくさん売れた本がベストセラーと呼ばれ、長い期間売れ続けている本がロングセラーと呼ばれています。

なので、ベストセラーは広告宣伝の要因でも左右されやすい。

逆にロングセラーは意図的には作りにくい。

流行に左右されるのがベストセラーで、長く愛されるのがロングセラーと言えるかもしれませんね。

ファッションビジネスにおけるベストセラーとロングセラー

ファッションの分野でもトレンド商品や、目玉商品などと称して極端に価格を下げることでたくさん売れたものは、ベストセラーと呼ぶことができるのかもしれない。

そして、売り上げ上位には入らなくても、長く売れ続けるもの、定番的な存在ががロングセラーと言えるでしょう。

ブランドやお店が本当に愛され続けるには、ベストセラーにばかり注目するのではなく、ロングセラーに磨きをかけていくことです。

ベストセラーは短期的な目先の売り上げ。

ロングセラーはブランドやお店のぶれない本質。

ここにつながってくると思います。

毎週の会議で、ベストセラーの話ばかりに終始しているとしたら、要注意ですよ!

 

自分のブランドやお店のロングセラーってありますか?

これを大切にすることで長期的な利益のベースを創っていきましょう。

 

・・・・・そういうことです。

 

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藤井 雅範

代表 VMDコンサルタント株式会社ライトハウス
アパレルメーカー 株式会社ワールドにて28年と9ヶ月、一貫してVMDの専門職に従事。レディス、メンズ、雑貨ブランド。セレクト、ファミリー及びスポーツ業態のVMDを経験。複数の事業部にてVMDマネージャーを歴任。エクスペリエンス・マーケティング実践塾55期生。《藤井雅範のプロフィール》

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