会話の入り方で購買率は変化する!

こんにちは!

VMDコンサルタントの藤井雅範です。

 

 

 

ボクは長年、出張が多いライフスタイルを送っています。

フラッとお店に立ち寄るときでも、キャリーバッグを引っ張っていることが多い。

そんなときは、あまり落ち着いて商品を吟味できなかったりします。

片手はふさがっているし、通路を塞いでいるんじゃないかと気を使ってしまいますから。

『お荷物、お預かり致しますよ』

 

過去に1回覗いたことがあるブティック。まだ実際に買ったことはない。

その店に入ったある日、こんな風に声を掛けていただきました。

 

『よろしかったら、お荷物お預かり致しますよ』

お店に入って、ゆっくり見たくなったところだったので、お言葉に甘えさせてもらった。

『ご出張なんですね。とても使い込まれた素敵なキャリーバッグですね〜』

『えっ、ありがとうございます・・・』

そんな会話が始まりました。

 

その後、出張時のファッションの話、お店の内装やインテリアの話、街の話をしてから、気になっていたニットをゆっくり吟味して試着。

最終的にとても気持ちの良いお買い物が出来ました。

 

この経験で気づいたことは、“会話の入り方の重要性”ということです。

例えば、『いらっしゃいませ!なにかお探しですか?』

もしこんな風に声を掛けられたとしたらどうでしょうか?

おそらくこんなに会話は弾まなかったことでしょう。

 

『よろしかったら、お荷物お預かり致しますよ』

という、今のお客様の立場を思い遣る言葉だったから素直に受け止めることが出来た。

そしてそれ以降も出張時のファッションの話、お店の内装やインテリアの話、街の話。

決して売り込む会話ではなかった、ということ。

ボクの方から尋ねて、初めて商品の話題になったくらいですから。

 

こういった会話の入り方が出来ると、お客様とお話しやすくなります。

 

会話が弾み、滞在時間が長くなります

店舗環境や商品を吟味できる。

その結果、購買率はグッと高くなるということ。

 

お客様との会話の入り方ひとつで、お買い上げされる率は変わってくるのです。

もしもずっと、マニュアル通り、ワンパターンだったとしたら、一度見直してみませんか?

そういうことです。

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