都心とローカルは VMD が違う! あなたの店に最適な『二種類の客』を惹きつける戦略
こんにちは!
VMDコンサルタントのMATT(マット)こと藤井雅範です。 
僕は44年の VMD 専門職経験で、都心からローカルまで、日本中のあらゆる立地の店舗を巡回してきました。
そこで気づいた『VMD戦略の成否を分ける決定的な視点』があります。
それはお客様を2種類に分けて考えることです。
⚫︎お店の事、スタッフの事を知っていらっしゃり、「あっ、アソコのお店なら秋物見つかるかも?」とあらかじめ想定、お店を目指して来てくださるお客様。(いわゆる顧客様)
⚫︎店の前をたまたま通りがかって、ディスプレイされている商品、店舗やスタッフのムードに興味をもたれて入って来てくださる方。こちらの場合は毎日の様に店前を通られていてもディスプレイされている商品やお店のムードが変化したことにより、初めて入っていらっしゃる方も含みます。(いわゆる新規客様)
さて、あなたのお店やブランドは、どちらのお客様に来て頂きたいですか?
どちらのお客様に向けてアプローチされていますか?
「そりゃ両方に決まってるわよ!」
という声が聞こえてきそうです。
ただし、気を付けたい事があります。
お客様を分析し、どちらのお客様数が多いのか?
そして、それぞれの客層の客単価や滞在時間の違いを把握することが、 VMD の第一歩です。
例えば、
・新規客が多い駅前の立地: VP(ディスプレイ)で『入りやすさ』を極限まで高め、陳列(IP)は『アイテムの分かりやすさ』を最優先すべきです。
・顧客様が多い路面店: 『落ち着いたムード』を演出し、接客・音楽や香りで『特別感』を高め、客単価向上を狙う VMD が必要になります。
たとえ同じ商品を展開していたとしても、この2種類の客層・立地では展開手法は違ってくるのです。
『両方』を狙おうとして、結果的に『どちらにも響かない』お店になっていませんか?
あなたの店舗の立地、客層、そして売上目標に合わせた、最適な VMD 戦略は、何でしょうか? 44年の経験で培った分析力で、あなたの店舗に最適なオーダーメイドの VMD 戦略を構築いたします。
お悩みであれば、ぜひご相談くださいね。

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