キュレーションとVMD

こんにちは!

VMDコンサルタントの藤井雅範です。

キュレーションとは?

『キュレーション』という言葉、今は結構浸透してきているように思います。

それにはインターネット上のいわゆる“キュレーションサイト”の影響が大きいのかもしれません。

NEVERまとめ”や、“はてなブックマーク”や、“TABI LABO”といったサイト。

ニュースなら“グノシー”や、“スマートニュース”など。

ネット上の情報を整理編集してくれているサイトですね。

よく利用されている方も多いのではないでしょうか?

➡余談)“NEVERまとめ”ではVMDも取り上げてくれています。ありがとうございまーす!⬇

 

『キュレーション』という言葉、もともと美術館や博物館の学芸員が『キュレーター』と呼ばれていたからだそうです。

なので『キュレーション』とは展示を企画・編集をすることを指します。

一般的に美術館のキュレーションは一人の作家や、ひとつの時代や地域、ひとつの流派・協会でまとめられてある場合が多い様に思います。

『芦屋の時間|大コレクション展』

先日拝見した『芦屋の時間|大コレクション展』

これは芦屋美術博物館の全収蔵作家の作品を展示する、という企画。

時代や地域や流派を超えて全収蔵作家を展示するとなると、その表現方法が『キュレーター』の腕の見せ所ですね。

 

“全収蔵作家”というだけのくくり。

それをどんなカテゴリーで分けるのか、まとめるのか?

どんな順番で動線をつくるのか?

壁に貼るのか?天井から吊るすのか?床に置くのか?ステージに載せるのか?吹き抜けから見下ろすのか、見上げるのか?・・・

 

考えてみると『キュレーション』という仕事は『VMD(ヴィジュアル・マーチャンダイジング)』と共通点が多いです。

 

商品をどの様なカテゴリーで括るのか?表現はハンギングするのか、畳むのか、ボディに着せるのか?コーディネートは何と合わすのか?隣には何を配置するのか?ファサードからどんな導線で引き込むのか?演出のテーマは?・・・

 

キュレーターの手腕で展覧会の評価が左右されるようにVMDの手腕でお店の売上は変化しますからね。

今回の『芦屋の時間|大コレクション展』はそんな視点でも楽しめます。

壁に貼る、そのバランス・リズム

 

GUTAI(具体美術協会)という協会・集団のくくりによる展示

 

床に直接置く、という表現手法(実は陶器で出来ています!)

作風・テイストでまとめられた展示

 

キャフェにて|上山二郎 個人的にはこれが好き!

『芦屋の時間|大コレクション展』

芦屋美術博物館にて118日(日)まで開催中です。

ちょっと疲れた時は『カフェ・ド・ルポ』の“小倉あんトーストとコーヒーのセット”で一息、がオススメです!

人生初体験!小倉あんトーストを頂きました

芦屋市立美術博物館のサイト⬇

【ポストコロナ限定コンサル企画】

「進化しようと思っている、でも具体的にどう動けばよいの?」

ECは好調、だけどリアル店舗は苦戦、これからどうしたら良いの?」

「お店の見せ方がいつもおんなじ、どうすれば新鮮に見えるの?」

そんなお悩みをもつ皆さんへ。

この機会を利用して新しい一歩を踏み出してくださいね!

オンラインが基本ですが、スケジュール次第でリアル訪問も可能ですよ。

期間)7月~9月中にお申し込みの方限定

回数)3回以上

時間)1回あたり90分

形式)オンライン (リアル訪問も可能:交通費別途必要、ご相談下さい)

対価)1回18,000円(税別)

お問い合わせは下記から⬇(メッセージ欄に『ポストコロナ限定コンサル企画』と書いて問い合わせ下さい)

【ファッションワールド東京で講演します】

今年に入ってからはセミナーも全てオンラインに切り替えていたので、久しぶりのリアルの場でのセミナー。

今だからこそ伝えたいことがあります!

  • コロナ禍が教えてくれたもの
  • コンシューマー(消費者)の行動の変化
  • 店舗環境の対応
  • MD,VMDの進化
  • リアル店舗のあるべき姿とは?

・・・・・

僅かな時間ですが、ご来場者の皆さんにしっかり伝えたいと思います。

10月28日、東京ビッグサイトでお会いしましょう!

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