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経営者の皆さんへ|VMDとは“思い”を見える化する手法

こんにちは!

藤井雅範です。

 

前回、こんな記事を書きました。

『VMD』は魔法の杖なのか?↓

売上の改善・業績の向上を望むのであれば「ビジネスのシステム」として取り組めば良い

といった内容です。

この記事を読んだ方からこんな質問が来ました。

「【ビジネスのシステムとして取り組む】 ということは例えばどういうことですか?」

なるほど・・・

VMDをシステムとして取り入れる

この部分はとても重要!

実はブログで書くのはとてもむづかしい部分でもあります。

小売業の中でも、業態の違い、販売サイクルの違い、商品の補給体制の違い、立地の違い、販売体制の違い、そして経営者の思い・・・

こういった違いによって細かく変わってくるから。

だから誤解されやすい部分でもあるんです。

それを承知で、一例としてさわりの部分だけ書いてみますね。

 

KEYはMAP!

前回のブログで、「VMDもPDCAサイクルにのっとって行われる」ということを書きました。

その上で重要なのはオリジナルのMAPです。

Nietjuh / Pixabay

・顧客アプローチ・商品計画(企画〜仕入れ〜販売)を店舗環境全体で一貫性をもって訴求することがVMD計画。

そのVMD計画が一連の流れで理解できるMAP。

これが基本です。

 

「何を今さら・・・」と、当たり前のように思われるかもしれません。

しかし今の時代だから大事なのです。

SPAの隆盛を体験し、その失敗も見届けた僕だから言えることでもあります。

「外さないことに注力するあまりギリギリまでひきつけてひきつけて商品を作り、結果同質化やブランディングの根本がぶれてしまった」という失敗です。

ひきつけすぎるとVMD計画も顧客へのアプローチも後手後手になる、完成度も低くなる、一貫性も薄くなる。

 

SPA以外の業態でもそうです。

トレンドを追うあまり仕入れをひきつけすぎて、結果失敗した経験のある方も多いのでは?

 

マスメディア全盛の頃と今とでは、すでに時代が変わったのです。

「何が売れてるの?どうしたら売れるの?」から「ウチはこれを売る!このようにして売る!」へ

今だからこそ、店舗オリジナルのMAPが大切。

ただの紙切れか?それともバイブルか?

MAPで大切なのは中身だけではありません。

如何に活用されるか?という部分です。

 

中身では“シナリオ”が大切。

シナリオとは、誰に何を伝えてどう行動してほしいのか?そのために具体的にどんなアクションをとるのか?

 

活用されるためには、関わるスタッフ全員が同じMAPを見れる環境を作ること。

結果、PDCAが回る。

 

だからMAPは1枚ではなくレイヤーになっているのです。

レイヤーになって過去の履歴や関連部署の動きが見れるから計画も立てやすい。

思いをカタチに!

小売業を行っていく上での思い。

それぞれあると思います。

たとえば、『お店に来てくれたお客さんが、お店でスタッフや商品や店舗空間と触れることで笑顔になること』

そんなことを目指すところも多いことでしょう。

 

そんな“思い”を見えるように“カタチ”にしていく。

そのためにVMDに取り組んだり、接客サービスを向上させたりする。

結果“売上”がアップする。

するとまた“思い”も膨らんでいくのです。

 

僕は経営者の皆さんのサポートを行います。

本気で売り上げを改善したい方に向けて、あなたのお店・会社に応じた内容で柔軟に対応します。

こちらのフォームからお問い合わせくださいね。↓

やりきりましょう!

 

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