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いつからだろう?政治家に憧れなくなったのは。いつからだろう?経営者に憧れなくなったのは。

こんにちは!

藤井雅範です。

あこがれの職業

 

ボク達が子供の頃、あこがれの職業といえば野球の選手、警察官、パイロット、そして学者や総理大臣といった声があがった。

大きくなるに連れて少しづつ現実ラインに修正され始め、大きな企業に就職して出世する、という声が増えてきたように思う。

 

世間一般的にも、政治家という仕事に対する人気は田中角栄あたりがピークで、その後は下がり続けているような気がする。

大企業の経営者はその後も人気で、下手な政治家よりも大きな影響力を持っていたようで、あこがれの対象でもあった様子。

 

しかしそれもバブル期まで。

バブルが弾けてからは、陰りを見せはじめてきた。

絶対的な安定感を醸し出していた大企業、銀行、証券会社、大手流通業まで、続々と破綻。

格差社会の始まり。

経営者がカジノの掛け金に会社の資金を横領した大王製紙事件。

そして昨年末のゴーン容疑者の逮捕。

こうなると、大企業の社長はあこがれの職業の上位に名を連ねなくなるかもしれない・・・

今、影響力の担い手は?

 

今、子どもたちの憧れの職業に人気ユーチューバーがはいっていたりするのは、納得できる。

面白いし、個人の趣向を出していて身近でリアリティがあるし、なにより楽しそうだ。

多分政治家や大企業の社長よりもよっぽど影響力があるんじゃないだろうか?

 

そもそも政治家に人気がない社会、というのは問題かもしれない。

だが、確実に影響力の担い手は移動してきているのだ。

さて、コンサルタントはどうする?

 

考えてみれば、ボクの仕事も考え直す時期かもしれないと思う。

“コンサルタントの仕事は企業の売上アップのための支援”という考え方をだ。

企業の売上が上がればそれで良い、というのならもう時代錯誤かもしれないということ。

もう一つ上のレイヤーの仕事、それを目指さなければ存在意義がなくなってしまうような気がするのだ。

 

そう考えるとリアルに企業と取り組む内容も、ブログやSNSで発信する内容も見直す時期が来ているのかもしれないなぁ。

そんなことを考えさせられた、2019年の仕事始めです。

 

 

 

 

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