照明、きちんとあたっていますか?

あなたのお店では
什器やトルソー
マネキンを動かした後
照明もそれに合わせて
変更されていますか?

 

 

お店の照明は大きく二つの役割を
持ったものが存在します。

 

●ベース照明

●スポット照明

 

ベース照明は、基本的な照度を
確保するためのものです。

 

一般的には、角度調整や
位置の変更が出来ない設定に
なっており、広角に照らします。

 

対して、スポット照明は
各コーナー、パーツを
狭角で照らします。

 

固定のスポット照明と
ユニバーサル(自在に動く)の
スポット照明があります。

 

什器やトルソー、マネキンを
動かした場合はこの
ユニバーサルのスポットを
調節することになりますね。

 

スポットで照射する
おおよその位置の目安は
以下の通りです。

 

●ハンギングされている場合
フェイスアウトなら胸の辺り
スリーブアウトなら
肩口を狙います。

20130731-1

 

●フォールデッド

(畳まれている)場合
首回りを狙います

 

●トルソーやマネキンの場合

胸回りを狙います

 

スポットがきっちり当たっていると
その部分が浮き上がって
見えてきます。

 

当たっていない部分との
コントラストが出来て
自然と目がいくようになります。

 

また、スポットが当たっていると
より鮮やかにカラーを
表現できます。

 

正面方向で近くからあてると
影は出来にくく
角度をつけた方向からあてると
影が長く出来ます。

 

きちんと壁面を背負った
ショーウインドウで
角度をつけてあてると
出来た影の効果で
奥行きが表現できます。

 

こうすることで、高級感や
重厚感を演出したりすることも
ありますね・・・

20130731-2

 

スポットを調節した場合
最後にお客様の動線にそって歩き
見え方を確認しましょう。

 

そのときに
お客様の目をさす角度に
なっていないか?
ということも気をつけて
くださいね。

 

 

効果的に照射された照明環境では
商品がより生き生き見えてきて
お客様を誘導しやすくすることが
出来るんですよ。

 

什器やトルソー、マネキンを
動かした場合、スポットも
必ず調整しましょうね!

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