1万円のお客様が120万円のお客様へ?
こんにちは!
VMDコンサルタントの藤井雅範です。
ローカルのお店で店前を通る人数も少ないような立地。
なのにしっかりと売り上げをキープしている店もあります。
反対に都心で沢山の店前通行量がある立地。
なのに売り上げが取れず撤退していく店もあります。
どうしてでしょうね・・・
顧客との関係性を深める
ある程度の価格のファッション関連の店舗で、売り上げ好調なお店の多くで共通して出来ている事項があります。
それは“顧客との関係性”です。
顧客との間に良い関係を築き、自店のファンとなってもらえれば、客単価の向上や取引期間の長期化が見込めますよね。
そうすると顧客との間に、高い顧客ロイヤルティ(顧客が店舗に対して感じる「信頼」や「愛着」)が実現できるのです。
時々耳にする“LTV(ライフタイムヴァリュー)=顧客生涯価値”がこれに当たります。
LTVの指標は、継続購入期間・購入単価・来店頻度の3つ。
これらがアップすれば当然売り上げに良い影響を与えてくれますよね。
1万円のお客様が120万円のお客様へ?
1回の来店での客単価が1万円のお客様がいらっしゃいます。
そのお客様が毎月1回来店してくださいます。
年間での客単価は12万円ですよね。
顧客として、継続して10年間関係を維持できれば、生涯売上は120万円になるのです。
1万円のお客様と見るのか?
120万円のお客様と見るのか?
店舗サイドの対応も、当然変わってきますよね。
だから“顧客との関係性”を高めることが重要なんです。
いかに来店頻度を上げるか?
いかに継続してきていただくか?
ここに注目して考えると、店舗での施策も変わってくるはずです。
あなたのお店は
また行きたくなる店舗環境ですか?
また行きたくなるイヴェントを組んでいますか?
つい立ち寄りたくなる変化のある店頭を作っていますか?
そして、忘れられないように関係性を継続する工夫をしていますか?
一つ一つ見直してみてくださいね!
この記事へのコメントはありません。