コープオリンピア、同潤会アパート、ベルコモンズ・・・

公開日: エッセイ


『独立するんやったら、オフィスの住所は青山にしとけよ』

ボクがアパレルメーカーを退職して起業すると決めた時、お世話になった先輩からそんな言葉を頂いた。

おそらく親切心から掛けてくれた言葉だ。

 

確かにファッションビジネスなら青山、わずか5年前でもそんなイメージは根強くあった。

古くはVANヂャケットが青山にビルを構え、その後BIGIやNICOLEやギャルソンといったDCブランドも次々とオフィスやショプを展開していった。

やがて青山ベルコモンズ(無くなっちゃったね)やラフォーレ原宿といったファッションビルも出来たしね。

未だに表参道や裏原宿は、街を歩くだけでなんだかワクワクさせてくれる。

“青山はファッションの街”というイメージは、たしかに確立されていた。

 

当時であれば、その街にオフィスを構えるメリットは多かったと思う。

そのエリアでコミュニティが出来たりね。

情報の発信や入手や交換のスピードや量は、圧倒的だったんだろうなぁ。

 

しかし今は状況は変わった。

みんながスマホを持ちSNSはインフラになった。

青山にいても札幌にいても仙台にいても、情報の発信や入手や交換は容易だ。

 

神戸コレクションや福岡アジアコレクションのように、その土地を活かしたコレクションも盛んに行われている。

逆に、その方が独自性を出しやすい、というメリットも有るくらいだ。

わざわざ青山という場所に高額の投資をしなくても良くなったのだ。

 

そうなるとそれはそれでちょっと寂しく感じてしまうのは、きっと天の邪鬼な性格からだと思うけど・・・

 

原宿駅から表参道を歩くのは好きなコースです。

コープオリンピアを見上げながらコロンバンの前を通ってポールスチュアートの石垣を見て。

今でもそのケヤキ並木を歩くだけで、その場所の歴史や空気感を感じ取れるような気がする。

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藤井 雅範

代表 VMDコンサルタント株式会社ライトハウス
アパレルメーカー 株式会社ワールドにて28年と9ヶ月、一貫してVMDの専門職に従事。レディス、メンズ、雑貨ブランド。セレクト、ファミリー及びスポーツ業態のVMDを経験。複数の事業部にてVMDマネージャーを歴任。エクスペリエンス・マーケティング実践塾55期生。《藤井雅範のプロフィール》

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