VMD手法を使い分けよう!

VMDコンサルタントの藤井雅範です。

いつもブログを読んでくださりありがとうございます!

このブログはVMDの事を中心に書いています。

特にファッション・ビジネスに関係する方が良く読んでくださっています。

その小売りの現場では大きく二種類の販売スタイルに分けられますね。

顧客様中心型

新規客中心型

VMDのコア(核となる)な要素である、VP、IP、PP(サイドバーのVMD用語を参照くださいね)

これらはその販売スタイルによってどのように変化するでしょうか?

顧客様中心型の場合

まず、VP。

基本的に新規客様がフラリとやって来る事は無い。

なのでお店のブランディングを表現する事が大切です。

どういうお店なのか?という主義主張を見せておく。

これは既存の顧客様に対しては信頼信用につながります。

将来的な見込み客に対しても、あこがれや記憶に残るお店を演出できるから。

逆に言えば、世の中のトレンドや売れ筋を安易に表現するのは逆効果とも言えます。

他とは違う主義主張、独自性が大切。

次にIP。

完全応対型の接客スタイルを想定。

一人でお客様に商品を選んでいただくということはあまりない。

この場合、世界観やストーリーを表現できるIPが望ましいですね。

スタイリング別に商品が並んでいる、スタイリングが想像しやすいように並んでいる、中心に置かれている商品が後ろの商品とも前の商品とも合う様に並んでいる・・・

といった手法が考えられます。

そうする事で、単品の商品では感じられにくいスタイリングの広がりを伝えられます。

商品のボリュームやわかりやすさよりも、そういった事が優先される。

そしてPP。

これはラックの前にそのラックの商品で組んだスタイリングが着せてあるトルソーやマネキン。

さらには棚の上で、その棚のMDを表現したりするスペースのこと。

ここでは、単純にそこに陳列されている商品のコーディネートを見せるだけでなく、他のカテゴリーの商品(アクセサリー、靴やバッグ、ライフグッズ)ともコーディネートしてみせると、世界観が広がってより効果的です。

新規客中心型の場合

VPスペース

VPスペース

VP。

この場合、お客様はあなたのお店を知らない、或はあなたのお店を利用した事が無いお客様になりますよね。

なのでまず知っていただく事。

その為にはVPを見ていただくのが大切。

インパクト、注目を集めるVPが望ましいですね。

商品の見せ方、コーディネートでまずそれらを意識します。

これが基本。

次に、それが良く見えるバック背景、照明、といった環境の工夫。

動く、光る、匂う、音がする・・・といった仕掛けも効果があります。

まず見てもらえるVPを作ることで、あなたのお店に気づいていただくのです。

次にIP。

客数が少なく、ゆっくり見ていただきたい場合は、顧客中心型と同じ。

セルフ購買をするスタイルならば、サイズ表示やセールスPOPがあった方が効果的です。

客数が多く、回転を重視する場合はアイテム別が有効です。

目当ての商品にたどり着き易いレイアウトが望ましい。

サイズも全て展開、中心サイズは二重出しするくらいのほうが、機会損失が少なくなります。

一瞬でも品切れしていると、無いものだと思ってあきらめられる方も多いから。

そしてPP。

お客様が最短距離で探されている商品にたどり着ける事。

そしてわかり易さ。

PPの表現がその近くのIPで全て揃う様なオペレーションが望ましいですね。

まとめ

あなたのお店を良くご存知の顧客様。

全く新規のお客様。

そのバランス、お店のスタイルによって効果的なVMDの表現手法も違ってきます。

ご自身のお店を知ってVMD手法を使い分けてくださいね。

・・・・・そういう事です。

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藤井 雅範

代表 VMDコンサルタント株式会社ライトハウス
アパレルメーカー 株式会社ワールドにて28年と9ヶ月、一貫してVMDの専門職に従事。レディス、メンズ、雑貨ブランド。セレクト、ファミリー及びスポーツ業態のVMDを経験。複数の事業部にてVMDマネージャーを歴任。エクスペリエンス・マーケティング実践塾55期生。《藤井雅範のプロフィール》

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