『古いものから捌(さば)こうとするお店』『新鮮なものから提供しようとするお店』

VMDコンサルタントの藤井雅範です。

 

今日、いかりスーパーで

今日芦屋市内にある、いかりスーパーと言うお店に行きました。

外国からの輸入商品や日本各地の名産品などを取り揃えたスーパーです。

バイヤーがわざわざ探してきた逸品が数多くあるのが特徴。

少々お高いかもしれませんが、日常の中のちょっとした贅沢や、気軽な手土産を見つけるのには最適なお店だと思います。

 

そのお店での食料品コーナーに納豆のパックが売っていました。

日本全国から明さんの納豆を取り揃えているようなコーナーです。

そこで納豆のパックをたくさん抱えた女性(きっと納豆が大好きなご家庭なんでしょうね)がさらに納豆を物色していました。

すると後からスーパーの人が新しい納豆の入ったキャリーバックを押してそのコーナーへやってきて、こう言ったのです。

『お客様そちらの商品でしたら、ただいまここに新しい商品が入荷いたしました。賞味期限もこちらの方が長くなってございます。どうぞこちらの商品をお持ち下さい』と・・・

 

一見アタリマエのことのように思えるかもしれません。

でもそのお客様はそう声をかけられると、「あっ、どうもありがとう」と笑顔でそう言いました。

そしてその新しい商品を受け取りました。

 

本当に信頼できるお店とは?

一見、何でもないことのように思います。

しかし世の中には二種類のお店があると思うのです。

賞味期限のある在庫を、古いものから捌(さば)こうとするお店。

賞味期限の長い、新鮮なものから、求めているお客様に提供しようとするお店。

 

さて、あなたならどちらのお店が信頼できますか?

どちらのお店でお買い物したいですか?

そういったことが、顕になってきている時代だと思います。

 

お客様の不便不満不自由に対してお役に立てようとするお店や会社、そういうところはこれからも支持されていくのだと思います。

そうでないお店や会社はいずれ、いや近い将来淘汰されてしまう・・・

そういうことだと思います。

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