売れるお店にしたいのならば、見せ方も絞り込むこと!

VMDコンサルタントの藤井雅範(ふじいまさのり)です。

世の中にはもうファッションを売るお店は溢れてしまっています。

たくさんありすぎて飽和状態。

ショッピングモールに行っても、どのお店が私にふさわしいのか?

多すぎて選ぶのが大変なのです。

逆に言えば、自分のお店がどのようなお店なのか?

これを伝えていなければ、これが伝わらなければ選ばれないということです。

売れるお店にはなりません。

アイテム専門店?トータルコーディネート?

一つのアイテムの専門店(ブラウス専門、パンツ専門、ビジネススーツ専門など・・・)ならば、自分のお店がどのようなお店なのか表現しやすいですね。

しかし圧倒的に多いのが、トータルコーディネートのお店。

トータルコーディネート=トップス、ボトムス、インナー、アウター、アクセサリー、服飾雑貨まですべてを扱うお店。

こういったお店がたくさんある。

すべてを扱うだけに、お客さまにとっては逆に選びにくい対象になってしまうこともあります。

選びやすいかどうか?

トータルコーディネートのお店では、ついついあれもこれもとあるもののすべてのカテゴリーを見せてしまいたくなりがちです。

しかしそれが落とし穴。

『全て見せたくなる』のは売る側の都合です。

それよりもお客様が『選びやすいかどうか?』ということが大切です。

あまりたくさん見せられてもかえって選びにくい。

どんなお店なのか伝わりにくい。

そのお店自体を選ぶ理由がわからなくなるのです。

見せるものを絞り込みましょう!

例えばジーニングカジュアルテイストが得意なお店なら、全てのスタイリングにデニム素材を使ってみる。そして、圧倒的なボリュームでデニムの集積コーナーを作ってみる。

 

例えばクールでスタイリッシュなテイストが得意なお店なら、すべてのスタイリングを辛口コーディネートでまとめてみる。そして、マネキンのポーズも動きのシャープなものを使う。

 

例えば甘くフェミニンなテイストが得意なお店なら、すべてのスタイリングにフリルやレースといったディティールを取り入れてみる。そして、お店で使うインテリアのデザインも丸い形や柔らかいラインのものを使ってみる。

チェック項目!

●なぜそのようなスタイリングを見せているのですか?

●なぜそのようなポーズのマネキンを使っているのですか?

●なぜそのような商品の畳み方、ハンガーの掛け方なのですか?

●なぜお店のインテリアはそのようなデザインにしているのですか?

この理由を確認してみてくださいね。

そして、得意なものをより良く表現できるVMDにしてみましょう。

きっと選ばれやすいお店になるはずですよ。

富士山

仙台からの帰路、キレイな富士山を眺めながら考えていたのは、そういうことです。

 

 

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藤井 雅範

代表 VMDコンサルタント株式会社ライトハウス
アパレルメーカー 株式会社ワールドにて28年と9ヶ月、一貫してVMDの専門職に従事。レディス、メンズ、雑貨ブランド。セレクト、ファミリー及びスポーツ業態のVMDを経験。複数の事業部にてVMDマネージャーを歴任。エクスペリエンス・マーケティング実践塾55期生。《藤井雅範のプロフィール》

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VMD基本用語説明

VMD:ヴィジュアル・マーチャンダイジング→ お客様にあなたのお店(あなたのブランド)の価値を“視覚をメインとした五感で伝えること”。そのシステムのことをさす場合もある。

VP:ヴィジュアル・プレゼンテーション→ そのお店のMDの特徴やコンセプトを表現すること、またはそのスペースのこと。一般的にはお店のファサード(入り口、通路面のお店の顔の部分)にあるショーウインドウやステージ上で数体のスタイルをまとめてみせる場合が多い。

IP:アイテム・プレゼンテーション→ そのお店で、商品が、お客様が手にとれるように陳列されている状態、またはそのスペースのこと。

PP:ポイント・オブ・パーチェス・プレゼンテーション→ IPされている商品群をピックアップして、着こなしや着回し使い方を表現すること、またはそのスペースのこと。いわゆるPOPもこのPPの一部に分類されます。

ファサード:お店の顔→ そのお店の外部の通路に面した部分をさします。特に、入店客数に影響を与えるスペースでもあります。

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