「入りやすい店」から「入りたくなる店」へ!!


昨日の記事では、アパレル企業で働く皆さんが、データを検証しすぎたりトレンドや動向を読み過ぎたりして疲れているのではありませんか?という内容を書きました。《データを検証し過ぎたり、トレンドや動向を読み過ぎたりして疲れていませんか?》

商品開発面でのことが中心でした。

では実際の店舗ではどうでしょうか?

「入りやすいお店」というだけではもう売れません

VMDの教科書的なセオリーとしては、「商品を解りやすく見せて、お客さまにとって買いやすい売り場を作る」ということが重要視されるかもしれませんね。

あるいは、入りやすく開口部を広げたり、間口をたくさん作ったりすることも・・・

もちろんそういった工夫はとても大切ですし、効果もあります。

いわゆる「入りやすいお店」ですね。

ただ、それをやっていてももう売れなくなっていることも事実!

ニーズに応えるのではなく感動を与える

お店に入りやすくて、売っている商品もわかりやすい。期待通りのものが揃っているお店。=ニーズに応えてくれるお店

でもそれだけで『あっ、このお店で買い物したい!』と思えるでしょうか?

 

このお店、一体どんなお店なの?

どんな商品が売っているのだろう?

次の売り場はどうなっているのだろう?

そんな風にワクワクドキドキさせるお店。

「入りやすいお店」ではなく「入りたくなるお店」といえるかもしれませんね。

意外な商品との出会い、サプライズな演出、視覚嗅覚聴覚味覚触覚といった五感に響く店舗体験・・・

そんなお店でのお買い物は、期待通りではなくそれ以上の感動を与えてくれるかもしれません。

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単に「商品を解りやすく見せて、お客さまにとって買いやすい売り場」のお店で、「トレンドを追求したり、売れ筋を追随した商品」を売っているだけのお店ではこんな感動は得られにくいですよね。

「入りたくなるお店」を作ろう!

だから企業側が持っている得意なこと、経験値の高いこと、やりたいこと、こういった資質を再認識しましょう。

それを基にお店づくりや店舗運営に活かすことで、独自性を感じてもらいましょう。

それを発信して、共感してくれたお客様が「入りたくなるお店」を作ってみませんか?

 

・・・・・そういうことです。

 

 

 

 

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藤井 雅範

代表 VMDコンサルタント株式会社ライトハウス
アパレルメーカー 株式会社ワールドにて28年と9ヶ月、一貫してVMDの専門職に従事。レディス、メンズ、雑貨ブランド。セレクト、ファミリー及びスポーツ業態のVMDを経験。複数の事業部にてVMDマネージャーを歴任。エクスペリエンス・マーケティング実践塾55期生。《藤井雅範のプロフィール》

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VMD基本用語説明

VMD:ヴィジュアル・マーチャンダイジング→ お客様にあなたのお店(あなたのブランド)の価値を“視覚をメインとした五感で伝えること”。そのシステムのことをさす場合もある。

VP:ヴィジュアル・プレゼンテーション→ そのお店のMDの特徴やコンセプトを表現すること、またはそのスペースのこと。一般的にはお店のファサード(入り口、通路面のお店の顔の部分)にあるショーウインドウやステージ上で数体のスタイルをまとめてみせる場合が多い。

IP:アイテム・プレゼンテーション→ そのお店で、商品が、お客様が手にとれるように陳列されている状態、またはそのスペースのこと。

PP:ポイント・オブ・パーチェス・プレゼンテーション→ IPされている商品群をピックアップして、着こなしや着回し使い方を表現すること、またはそのスペースのこと。いわゆるPOPもこのPPの一部に分類されます。

ファサード:お店の顔→ そのお店の外部の通路に面した部分をさします。特に、入店客数に影響を与えるスペースでもあります。

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