ロジカル・シンキングよりも大切なこと・・・


VMDコンサルタントの藤井雅範(ふじいまさのり)です。

 

話せば長くなりますが、ボクがVMD(ヴィジュアル・マーチャンダイジング)という仕事に関わらせていただいて、30年を超えました。

簡単に申しあげると、見せ方で売り上げをアップさせる、というお仕事です。

主にファッションのお店で仕事をしてきました。

ファッションの販売をロジカル・シンキングする

写真はイメージです

写真はイメージです

大手のアパレルメーカーに勤務していた時代の話です。

ある時期(ずいぶん昔の話です)、仕事の内容に大きな変換時期がありました。

それは、データをベースに仕事を実践し検証して波及させる、ということ。

いわゆる『ロジカル・シンキング』と言っても良いような内容でした。

当時携わっていたファッションのブランド内ではこんな通達がありました。

・曖昧言葉の禁止

・非生産部隊は必ず成果を定量で表現せよ!

・再現性のあるロジックを発見せよ!

といた内容です。

 

曖昧言葉とは、『これ可愛い!』とか『このバリエーションは』とか『こんな雰囲気』と言ったようなこと。

人によって受け取り方に幅のある言葉ですね。

それを業務上使うな!という通達。

具体的な言葉で示しなさい、ということ。

 

非生産部隊とは、この場合は我々VMDのお仕事や販売促進のお仕事を指して言いました。

メーカーに所属していながら、商品を作っていない。

かと言って直接販売もしていない。

具体的な売り上げに直結していない(ように見える)のでそう言われたのでしょう。

仕事の成果を誰に目にもわかるように数値化しなさい、ということ。

 

再現性のあるロジックを発見せよ!

これはまさにロジカル・シンキングのことでしょう。

どんな商品をどこに置いたらどれだけ売れるのか?これをどこまで論理的に分析する。

それを元に売り上げに貢献できる法則を発見して、他のお店や状況でも応用させよう。

これを発見しなさいということです。

とっても壮大な構想です。

そして実際そう動いてみた・・・

当時のボク自身、こう思いました。

『これからはこういうことも大切。

全て数字に置き換えられるようにしてみよう!』

そう思って、動き出しました。

実際、うまくいくことも多々ありました。

なんだ、ファッションの販売もロジカルにできるんや!

そう思った瞬間も確かにあった。

 

しかし、それが落とし穴だったと気づくまでには、随分時間がかかったのです・・・・・

 

この続きは、また今度、書きますね!

 

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藤井 雅範

代表 VMDコンサルタント株式会社ライトハウス
アパレルメーカー 株式会社ワールドにて28年と9ヶ月、一貫してVMDの専門職に従事。レディス、メンズ、雑貨ブランド。セレクト、ファミリー及びスポーツ業態のVMDを経験。複数の事業部にてVMDマネージャーを歴任。エクスペリエンス・マーケティング実践塾55期生。《藤井雅範のプロフィール》

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VMD基本用語説明

VMD:ヴィジュアル・マーチャンダイジング→ お客様にあなたのお店(あなたのブランド)の価値を“視覚をメインとした五感で伝えること”。そのシステムのことをさす場合もある。

VP:ヴィジュアル・プレゼンテーション→ そのお店のMDの特徴やコンセプトを表現すること、またはそのスペースのこと。一般的にはお店のファサード(入り口、通路面のお店の顔の部分)にあるショーウインドウやステージ上で数体のスタイルをまとめてみせる場合が多い。

IP:アイテム・プレゼンテーション→ そのお店で、商品が、お客様が手にとれるように陳列されている状態、またはそのスペースのこと。

PP:ポイント・オブ・パーチェス・プレゼンテーション→ IPされている商品群をピックアップして、着こなしや着回し使い方を表現すること、またはそのスペースのこと。いわゆるPOPもこのPPの一部に分類されます。

ファサード:お店の顔→ そのお店の外部の通路に面した部分をさします。特に、入店客数に影響を与えるスペースでもあります。

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