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店頭の見せ方で差が出る、購入後の商品の扱われ方!

VMDコンサルタントの藤井雅範です。

いつもブログを読んでくださり、ありがとうございます。

 

お店で買った商品、購入してからどのような使われ方をするのか?

こういうことって、実はそのお店の売り場で、どのような見せ方がなされているか?にも関係します。

 

例えばファッションのお店で、あなたは一枚のカシミヤのセーターを購入しました。

そのきっかけが “セール価格¥9,980”というPOPの表示だったとすれば、あなたはその商品の価格の安さ、に惹かれて購入したことになります。

またそのきっかけが、手触りが良く、暖かくて、軽いと言うショップスタッフのおすすめだとしたら、あなたはその商品の素材感の良さ、に惹かれて購入したことになります。

さてどちらの商品を愛用するでしょうか?

POPで安さを訴求

POPで安さを訴求(イメージ)

 

またお店での扱われ方は、こうでした。

一方は、ぎっしりギュウギュウに詰め込まれたハンガーラックに掛かっている。

もう一方は、キレイに磨かれたガラスケースの中の、深みのあるウッドのトレーにふんわりと畳まれている。

さてどちらの商品を大事にするでしょう?

商品を大切に扱っている

商品を大切に扱っている(イメージ)

 

お客様は思いのほか素直に行動してくださいます。

 

価格の安さをきっかけに買ったものは、「どうせ安かったんだから」という理由であまり着用されないかもしれません。

素材の良さに惹かれて買ったものは、しょっちゅう着用し友達に良さを教えてあげたりするかもしれませんね。

 

ギュウギュウのラックに詰め込まれていたものは、お家での保管の仕方もなおざりだったりするかもしれません。

大切にディスプレイされていたものは、きちんとお手入れして子供達にまで引き継いでいくかもしれない。

 

お店で売っている商品は、その“価値の伝え方”や“お店での扱われ方”で、その後の運命は変わってくるんです。

お客様が商品と出会う、その初めのインスピレーションが、どんなものなのか?

これで違いが出てきます。

 

そういった意味でも、店頭での商品の見せ方(VMD)や、おすすめの仕方(接客)、これがとっても大切。

その積み重ねが、後々あなたのお店の価値、あなたのブランドの価値となっていくんですね。

 

繰り返します。

お客様は思いのほか素直に行動してくださる。

・・・・・そういうものです。

 

 

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