動きのあるお店に人は集まる|フェイスチェンジの効果
顧客様中心でも同じこと
うちのお店はおなじみさん、ご贔屓さん、顧客様で成り立っている。
だからそのお客様を大事にしていれば良い。
だからお店もいつもどおり、変化を付ける必要はない、そう思ってはいませんか?
もちろんおなじみさん、ご贔屓さん、顧客様を大事にすることは重要な事です。
わすれてはいけません。
コレは真理ですよね。
ただ、だからといってお店に変化をつけない、いつもおんなじで良いのでしょうか?
実は顧客様ほど変化に敏感
あなたがお店のイメージをガラッと変えても、あなたのお店に興味のない人や初めて前を通る新規客には気付かれません。
気付いてくださるのは、あなたのお店をいつも見ている人、あなたのお店に興味のある人です。
こういった人たちは、すでに顧客様なのです。
あなたのお店に興味を持っているのだから。
人は動きのあるものに視線が行くようにできています。
いつも変わらないものより、変化したものに注意が働くのです。
「あっ、なにか新しい商品が入ったのかも?」
「あっ、あんなのがあったんだ!」
「今日は寄る予定ではないけれど、ちょっと覗いてみようかしら・・・」
そんなふうに感じていただくことが出来るのです。
だから、顧客様中心のお店ほど、フェイスを変化させる効果があるともいえます。
フェイスチェンジについて
お店の表情を変えようとしても、毎回大きな投資をしたり、大きな作業が伴うと大変。
カンタンに印象を変えるポイントを抑えたいですね!
ショーウインドウ、VPスペースを活用する
過去にはショーウインドウをおざなりに考えて、目立たない場所に設置したり、店内の視認性を優先するあまりバックパネルもなくインパクトのないものになったりした時代がありました。
そんなショーウインドは、変化させても目立たないのにね。
ショーウインドウ(=ガラス越しに見せるディスプレイスペース)であろうと無かろうと、目立つ場所でVPスペースを設けましょう。
いま設定されていなくても、ちょっとしたステージ(台)やパーテーション(バックパネル、衝立、グリーンなど)があれば、お店の中でも作れます。
そうして設定したショーウインドウやVPスペースは変化が目立つ場所であります。
ここで見せている商品を変えるだけで変化が出ます。
特に人が変化を意識するのはカラーです。
だから見せる色をガラッと変化させることで効果がアップするということ。
こう考えるとカンタンでしょ?
できれば毎週、無理なら隔週で変化をつけていきましょう。
きっとお客様がお店を覗いてくれる回数に変化が出て来ます。
こんな風に、まるでお化粧をするようにお店のフェイスを変えること。
それも“おもてなしの心”なんですね。
・・・・・そういうことです。
この記事へのコメントはありません。