選びにくいメニュー、選びやすいメニュー

VMDコンサルタントの藤井雅範です。
あなたはレストランなどでメニューを選ぶとき、沢山ありすぎて迷うことはありませんか?
前菜や魚料理や肉料理と分かれてはいるにしても、それぞれの種類が多すぎる。
おまけに説明文も写真もない。
全部一つ一つ読んでいるうちになんだか疲れてしまうこと、ありますよね・・・
メニューを選びやすくするには?
おすすめ出来る料理が沢山ある。
だから出来るだけ沢山メニューに掲載したい。
そんな気持ちはよくわかります。
しかしお客様は、あまりに選択肢が多いとかえって選びにくくなります。
だからおすすめ料理はメニューに星印がついていたり、大きく書かれていたり、写真が添えられていたりするんですね。
そうすることで選びやすくなる。
『当店一押し!』や『迷った時はこれ!』や『人気メニューベスト3!』などといった表示は選びやすくなります。
ファッションのお店でも同じ!
ファッションのお店でも同じ様なことが言えます。
選択しやすくする為に、その商品をクローズアップさせてディスプレイする。
棚に並んでいたら、上にあるボディやポスターで表現する。
ラックに並んでいたら、フェイスアウトにしたり、先頭にトルソーを置いたり・・・
アクセサリーでもそうですね。
小さいだけに、沢山ありすぎると選ぶのに疲れます。
選びやすいように抜き出してクローズアップしてディスプレイしてあげる。
『Staff レコメンド!』などと書かれたPOPを添えたり・・・
そうすることで選びやすくなる。
絞り込むことでのメリット
クローズアップして見せるものはしっかり仕入れも仕込んでおく、又は追加が効く商品である方が良いですね。
縦に売り積むことが出来る商品を明確にすること。
その商品の見せ方、コーディネートの仕方、接客の仕方の成功パターンが身に付くと販売パワーが強化されます。
そのパターンを他の店舗へ横展開すれば更に効果が広がりますね。
そういった商品を充実させることで、そもそもの展開商品数も絞り込むことが出来ます。
何より陳列も見やすくなり、お客様が選びやすい。
『沢山あります、何でもどうぞ!』
これは実は親切ではない。
商品バリエーションを見せる中でも選びやすく誘導して差し上げる。
そうすることでのメリットは、実は大きいんです。
お客様にも、売上アップにも。
・・・・・そういうことです。
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