• HOME
  • BLOG
  • VMD
  • 外国人観光客のいなくなった街で思う「日本の良さはまず日本人が活かそう」

外国人観光客のいなくなった街で思う「日本の良さはまず日本人が活かそう」

こんにちは!

藤井雅範です。

なぜ外国人観光客で街は溢れていたのか?

昨年の春の緊急事態宣言が始まるまで、僕は仕事で毎週のように東京にいました。

銀座を代表に、街は外国人観光客で溢れていた。

僕自身、海外から日本のファッション産業を学びにやってくる方々へのセミナーの依頼を受け、実施していました。

 

外国人観光客は、日本の魅力を感じ、日本の魅力に惹かれ、日本の魅力に触れようとの思いで、あれだけたくさんの方たちがやってきたのでしょう。

しかし、僕たち日本人はその魅力を知っていたのだろうか?

 

2020年の4月7日に東京に初めて緊急事態宣言が発令されました。

それ以降、街の様子は様変わりしてしまった。

人の流れが減るのは仕方がありません。

しかしそれで日本の魅力がなくなるわけではありません。

伝統工芸の魅力、知っていますか?伝えていますか?

先日、プロダクトデザイナーの喜多俊之さんの展覧会へ言ってきました。

人間の動きに寄り添うようにパーツを動かすことのできる椅子《WINK》は、イタリアで発売されるやいなや、一躍人気を博し、“Toshiyuki Kita”の名を世界に広めまた作品です。

2001年に発表された《AQUOS C-1》は、テレビの新しい形を提案すると同時に、新時代のライフスタイルにも影響を与えました。

ちょうど僕が行った日は喜多さんご本人の講演会があり、直接お話しを伺う事が出来ました。

日本とイタリアを股にかける世界的なデザイナーでありながら、明るく気さくなお人柄を感じます。
和紙や竹や漆といった伝統的な工芸品に新しいデザインを吹き込んでいる喜多さん。
『日本はインテリア王国になる。今回のパンデミックはそのキッカケにもなっている』
とのお言葉が印象的でした。
日本の伝統工芸はたしかに素晴らしい。
しかし実際に僕らがその魅力をどれほど知っているのだろうか?
どれほど伝えられているのだろうか?
二年前まで日本に溢れるほどやってきていた外国人観光客ほどの熱狂はないことでしょう。

店舗の独自性の演出に!

たとえ店舗内装デザインのベースはモダンなものでも、ディスプレイ演出やインテリア装飾に取り入れることで、扱う商品そのものの価値を高く伝えることもできるはず。

 

商品陳列の背景や演出に 和紙や扇子や藍染や組紐を使ってみる。

インテリア装飾に一部に日本の欄間や、和箪笥や切子のガラスを取り入れる。

こういったアイディアはお店の独自性を生み出すきっかけにもなります。

 

コロナ禍を乗り越えようとしている今、日本人が日本の良さに気づき伝承していく。

これは伝統工芸品と言われるものだけでなく、一般の工場や職人さんの技術にも言えることだと思います。

地域に根ざした素材の活用はサスティナブルな社会への取り組みにもなるだろうしね。

一緒にチャレンジしてみませんか?

来週の講演ではそんなお話にも触れます。

IOFT(国際メガネ展)で講演します!

IOFTは日本最大のメガネの展示会。

今回は日本最大のファッションの展示会であるファッションワールド東京も東京ビッグサイトにて同時開催です。

【日時】2021年10月18日 16時15分〜17時

【場所】東京ビッグサイト

【参加費】無料

【参加方法】以下のフォームよりお申し込みください。セミナーへの事前申し込みの他、IOFTの入場券が必要です。

セミナー申し込み)➡

IOFT入場券)➡

 

興味のある方は同時開催のファッションワールド東京へもどうぞ

ファッションワールド東京入場券)➡

 

半年ぶりのリアルの場での講演です。

皆様に沢山ヒントを持ち帰っていただけるお話にしますね!

10月18日、東京ビッグサイトでお会いしましょう。

 

 

関連記事

  1. この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA