ファッションビジネスとは何か?

こんにちは!
VMDコンサルタントのMATT(マット)こと藤井雅範です。
僕は二つの大学でファッションに関する講義や実習を担当しています。
その中で『ファッションビジネス論』という講義もあります。
『ファッションビジネス論』ではこんなお話もします。
ちょっと紹介しますね。
ファッションビジネスとは?
提供する側)ファッション商品やサービスを提供することによって、収益を確保する組織体の行うビジネス
提供される側)心や生活が豊かになる手段として、ファッション商品やサービスを消費すること
こんなふうに定義しています。
時代によるファッションの変化
時代でファッションは変化してきました。
例えば、
『10人1色』→『10人10色』→『1人10色』 へ。
昔はトレンド(流行)が少なく、多くの人が同じ様なものを着ていました。
やがてトレンドやブランドが増えて、人それぞれで選ぶものが変わっていきました。
さらに一人の人間でも、出掛ける場所や、そこで行われることで、細かく服を選ぶようになっていったのです。
言い方を変えれば
捉えられ方・選び方の変化が変化してきたとも言えるでしょう。
服→オケージョン→ライフスタイル へと。
これは、『服というモノ』→『服を着て出かけるシーン』→『その人の生き方』へと変化・進化してきているということ。
そう考えると、『ファッションビジネス』というものは
“モノ(アパレル)だけではなくカルチャーやライフスタイルを楽しむこと”を提供する仕事。
とも言えるでしょう。
大きくまとめると、大学での『ファッションビジネス論』ではこんな講義をしています。
(もちろんファッション産業の流れやファッション用語、ファッションビジネスに関わる計数のお話もします。得意ではありませんが😄)
講義で学生達に“伝わるように伝える”、という難しさは痛感します。
同時にそういった資料を作成することで、自分自身も勉強になるというメリットも感じますねぇ。
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