入店客数が増えなくても売上アップ! VMDコンサルタントが教える 『購買率2倍』の店内誘導とは?

こんにちは!
VMDコンサルタントのMATT(マット)こと藤井雅範です。
私は長年の VMD 経験を通じて、入店客数に依存せず、『店内の滞在時間と購買率を向上させる VMD 手法』を確立してきました。
せっかくお店に入って来ていただいたお客様。
何もお買い上げされなかったり、商品に触れてもらえなかったり、すぐに出ていかれたりされてしまっていては、残念ですよね。
硬い言葉で言えば、“購買率”を増やすこと。
その為に『お試し機会を増やすこと』『滞在時間を延ばして頂くこと』ができれば、良いですよね〜
では、それに向けて具体的にどんな事ができるでしょう?
【回遊性戦略】
大きな坪数のお店にとっては特に大切な事です。奥への導線確保、トルソーの向き調整 → 「お客様の目を引き、店内を隅々まで見てもらう仕組み」
・お店の奥への見通しを良くする
・手前が低く、奥へ高くなるように什器のレイアウトを見直す
・奥への導線幅を見直す(立ち止まって商品を見ている人がいても、行き来できる幅)
・トルソーやマネキンなどのディスプレイの向きも導線から良く見える向きになるように調節する
・奥の壁面その高い位置に魅力的なディスプレイを施す(ライティングにも気を使う事)
【購買心理戦略】
POP利用、ディスプレイ利用 → 「興味を確信に変え、手に取らせる心理的な誘導」
・新しい商品や人気の商品、デザイン的な工夫のある商品にはPOPをつける
・新しい商品や人気の商品、デザイン的な工夫のある商品をコーディネートしたスタイリングを見せる
・奥にポスターのモデルやマネキンなどで顔があると視線が行きやすく、奥へ誘導させる効果がある
【五感と居心地戦略】
居心地の良い空間 → 「滞在時間を伸ばし、購入への検討を深めさせる環境デザイン」
・程よくメリハリのある照明
・テイストにあった音楽や香り
・使いやすいフィッティングルーム
・お客様の心情(お問い合わせやお試し)を察するスタッフ
こういった工夫を見直してみてください。
お客様の滞在時間が伸び、結果的に購買率が伸びます。
お客様の入店される数が増えなくても、売り上げはアップする、という事です。
この『入店客数に依存しない高収益体質』こそ、今のリアル店舗に必要なVMD戦略です。
自店や自ブランドで、どの部分から着手すべきか具体的な手法がムヅカシイ…という方は、この購買率向上戦略のプロである私に、お気軽にご相談くださいね!
この記事へのコメントはありません。