すぐに売上を生む投資とは?
こんにちは!
藤井雅範です。
『BORN TO RUN』
今ボクの横にあるBOSEのポータブルスピーカーからは、あの懐かしいブルース・スプリングスティーンが歌っているのが聞こえてくる。
最近の自主セミナーのオープニングでもかけている『明日なき暴走(BORN TO RUN)』というアルバム。
このアルバムは全曲を通して一つの物語が語られるようなコンセプトアルバムらしい。
言葉の意味はよくわからないですが、メロディだけでもそれがうかがえる。
好きなアルバムです!
『営繕』『修繕』『改繕』とは?
先日は商業環境を創造する大手企業の株式会社スペースさんの大阪事業本部において講演させていただきました。
売れるお店をプロデュース、設計、施工管理までのプロ集団です。
講演の後、スペースさんのスタッフと懇親会に。
当日は昔からお世話になってる本部長が、わざわざ東京からやってきてくださいました。
その本部長から、こんなお話を伺いました。
『私達が店舗作りをさせていただき、お店がオープンしたあとに引き続きお店に役立てるには3つの種類があると思う』
『それは“営繕”“修繕”“改繕”だ』というようなお話です。
“修繕”はご存知のように、壊れた箇所や傷んだ箇所を修理すること。
機能的に大きな問題があったり、危険がある場合には直ちに対応する必要があります。
“改繕”は新しいイメージに変更したり、新しい機能を取り入れたりすること。
直ちに対応する必要性は低いが、陳腐化する前には取り組んでおくべきことです。
そして“営繕”
既に一般的に言われている“営繕”とは違う捉え方をします。
コレは単なる“修繕”でも“改繕”とも少しニュアンスが違います。
ここを見直すことで即営業効果が表れる=売上に直結する修繕または改繕のことを指しているのです、とその本部長はおっしゃいました。
ですので店舗側はコレに気づくとすぐに手を打ったほうが良いし、スペースさんのような会社はしっかりとそれをお伝えしたり聞き取って即対応することが大切だそうです。
とっても納得できるお話でした。
投資を押さえることが美徳ではない
よく耳にする言葉があります。
『経費を抑えろ!』
『投資は低く!』
『利益が出るまで投資はするな!』・・・
そんなニュアンスです。
もちろん、いたずらに経費を使うことが良いこととは思いません。
しかし、『ここをこのように変更するだけで、たちまち売上が上がる』そんな項目は結構沢山あるのです。
まずは現状の売上とその構成(売上分解)及び推移を確認して判断する定量面、お客様の行動や会話から気づく定性面の両方から知ることが出来ます。
そこから具体的なVMDの仮設を立ててみるのです。
具体的には、棚板を一枚増やす、照明を1基増設する、ラックの高さを低くする、什器のサイズを変更する、などなど。
そんな僅かなアクションでお客様に商品やお店の価値g伝わりやすくなる。
確実に売上が上がる事があります。
投資なんて即、回収できるのに・・・
現状の売上分解及び定性情報、そこからVMDのアクションを組み立てているのか否か?
それができていればこんな判断も即できるのです。
ボクがセミナーで売上分解をお伝えしているのは、そんな効果も見込めるからです。
投資をおさえまくるケチケチ作戦は決して美徳ではなく、大きな失策かもしれませんよ!
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