自然とお客様の心を掴むVMD(Before&Afterで見る!)

こんにちは!
VMDコンサルタントのMATT(マット)こと藤井雅範です。
お店の「見せ方」が変わると、驚くほど売上も変わるってご存知ですか?
もし今、「もっとお店の売上を伸ばしたい!」と考えているなら、まずは見せ方を見直してみるのが一番の近道かもしれません。
想像してみてください。
あなたは今、どちらのお店に「入りたい!」と感じますか?
そして、どちらのお店で「もっとゆっくり見てみたい!」と思いますか?
今日は、僕がこれまで実際にお手伝いしてきたお店の事例を、Before&Afterでご紹介しながら、VMD(ビジュアル・マーチャンダイジング)がどれほど強力なツールなのかをお伝えしますね!
「思わず入りたくなる!」入店率アップの秘訣
「入店率」とは、お店の前を通るお客様のうち、実際に店内に入ってくださる方の割合のこと。
せっかくお店の前を通ってくださったなら、一人でも多くのお客様に入ってきてほしいですよね!
入店率アップのポイントは、主にこの2つです。
- ファサードのインパクト: 「あ、なんか気になる!」と思わせるお店の顔づくり
- 店前を通るお客様への認識のされやすさ: 「何の店だろう?」「何があるんだろう?」を瞬時に伝える力
では、具体的にどうすればいいのか?僕が実際にお手伝いした事例をご覧ください!
BEFORE
AFTER
この事例では、トルソー(ボディ)の向きを、お客様の視線の流れに合わせて通路側へ斜めに配置しました。
さらに、手前からの視認性を遮っていた大きなバッグの什器も移動。
これによって、ウインドウのディスプレイが主導線からグッと見えやすくなり、お店の間口も視覚的に広く感じられるようになりました。
結果、お客様が吸い込まれるように店内へ入ってきてくれるようになり、入店率が劇的にアップしたんです!
「ついつい長居しちゃう!」購買率アップの秘訣
「購買率」は、お店に入ってきてくださったお客様が、実際に商品を買ってくださる割合のこと。
お店に入ってくれたからには、ぜひお気に入りの商品を見つけて買って帰ってほしいですよね!
購買率アップのポイントは、ズバリこの2つ!
- 滞在時間の延長: 「あれもこれも見たい!」とお客様がワクワクする工夫
- 回遊導線の延長: 「お店の奥まで行ってみたい!」と自然に足が向く仕掛け
こちらも、僕が実際にお手伝いした事例をBefore&Afterで見てみましょう!
BEFORE
AFTER
このお店は間口が狭く、奥行きがある構造でした。
ついつい入り口付近に商品をたくさん並べてしまいがちで、お客様も入り口付近の商品にしか触れてくれず、奥にはなかなか進んでいただけない状態だったんです。
お店の奥にはたくさんの商品が展開されているのに、お客様の滞在時間は短く、回遊も入り口付近だけ・・・これではもったいないですよね。
そこで、僕はこのお店の中央付近まで約1700mmの通路幅を確保する提案をしました。
これによって、お客様がスムーズに奥へ進めるようになり、自然と回遊導線が伸び、店内での滞在時間も大幅に増えたんです!
結果として、お客様がじっくり商品を見る機会が増え、購買率のアップにつながりました。
VMDは「売上アップ」に直結する!
VMDの工夫によって、これだけ実際の売上が改善されることが、Before&Afterで見ると一目瞭然ですよね!
お店の「見せ方」を変えることは、お客様とのコミュニケーションを変えることと同じ。そしてそれは、確実に売上アップに繋がります。
あなたのお店でも、「もっとこうなったらいいのに…」という課題はありませんか?
この記事へのコメントはありません。