『車と職業とファッションの関係』-1981年
VMDコンサルタントの藤井雅範です。
1981年から83年頃、ボクは毎日色んな車に乗っていました。
日本車、ドイツ車、アメリカ車、イタリア車、フランスの車など・・・
本当に沢山の車に乗ったな〜・・・
バーテンダー兼駐車場係
当時ボクは芦屋にあるレストランラウンジでアルバイトをしていた。
当時はレストランラウンジというのがちょっとしたブーム。
芦屋にも色々ありましたね〜
プレイバッハ、スマイリングリンカーン、クワドリフォリオ、ディクローネなどなど・・・
ボクもそんなお店の一つでアルバイトをしていました。
カウンターの中でお酒やコーヒーを作る、バーテンダーの仕事です。
その店は基本的に100%車での来客。
だから忙しくなると駐車場がいっぱいになる。
お店としてはお客様を駐車場待ちでお待たせすることの無いように、車の鍵をお預かりして随時移動、効率よく駐車スペースを活用していました。
だから忙しくなると、バーテンダーの僕も駐車場係に変身するんです。
芦屋のレストラン・ラウンジ
芦屋という環境。
レストランラウンジの豪勢なエクステリアやインテリア。
そのせいか、お客様の車も豪勢なもの、希少なものがたくさんありました。
毎日色んな車、色んなお客様を見て操作していると、その職業やファッションと車の関係もだんだんと感じて来ます。
ここで当時(1981年頃)の様子をまとめてみますね。
私見偏見アリアリですが・・・(笑)
ベンツ・BM・ワーゲン・ミニ
メルセデス・ベンツSシリーズ→医者、会社経営者。医者はカジュアルで上着にはブルゾンを好む。経営者はスーツ。どちらも大抵は太っている。ヘネシーを水割りで飲む。
BMW7シリーズ→経営者の奥さん。派手な化粧、襟ぐりの深いブラウスにパンタロン。自らハンドルを握るが、時々ボーイフレンドに運転を替わってもらう。
BMW6シリーズ→何をやっているのかよくわからない経営者。ベルベットのジャケットに白いパンツ。ノーネクタイ。店の中でもサングラスを外さず、いつも違うガールフレンドを連れている。意外と自分はお酒が飲めない。
BMW3シリーズ→マジアやセルジオ・タッキーになどのテニスブランドのシャツを着ている医大生。またはサーファー風のカフェバーの女性オーナー。どちらも車で聞いているカセットテープの音楽はAOR(アダルト・オリエンテッド・ロック)を好む。
フォルクスワーゲン・ゴルフ→女子大生。エレガンス系の女子大生からサーファー・ガールまで。愛読ファッション誌はJJ。
フォルクスワーゲン・ビートル→サーファー・ボーイ。サーファー・カットにちょびひげ。夏はパイル地のシャツ。冬はダウンベスト。
ミニ→ジャズバーのバーテン。自らも楽器をたしなむ。長髪をまとめて縛っている。無精髭。ときにジャンキーだったりする・・・
以上、私見と偏見の当時の車と職業とファッションに関する考察でした。
これ、面白いからまた書こうかな(笑)
・・・・・そういうことです。
藤井様
藤井様の観察力すごいですー!
職業、好み、行動まで、、、!
面白かったです。
以前、飲食業だった時、こちらのお客様の職業はなんだろう?と、自分なりに想像したりしてました。
自分がもし車を持つとしたら、フォルクスワーゲンのゴルフ と思っていたのですが、、、免許すら取りませんでした。 笑
私はOliveを読んでおりました^ ^
今回もありがとうございました。
楽しかったです!
青木由紀
車、仕事、ファッション、音楽といったライフスタイル。
当時はそういったものが多様化していきつつある時代。
と言っても今と較べるととてもわかり易いんですが・・・(笑)