最後のハードルは、“空気”でできている
藤井雅範です。
あるお客様が
入店した。
触った。
ミラーの前にも立った。
でも、お買い上げにならない。
なぜか?
答えはたいてい、フィッティングルームの前にあります。
フィッティングルームは、心理的ハードルが高い。
似合わなかったときの気まずさ。
断るときの空気。
脱ぎ着の面倒さ。
商品を表現することには長けていても、
“気まずさ”は放置しがちです。
しかし、ここが最後の関門。
よくあるのは、
・フィッティングルームがわかりづらい
・間口が狭い
・鏡が細長すぎる
・照明が顔色を悪くする ・・・
人は、似合うかどうかよりも、
「安心できるか」で決めています。
あるお店では、
フィッティングルーム前に小さなスペースを設けました。
お友達に見てもらったり、
店舗スタッフともゆっくり話せたりできます。
それだけで空気が変わり、
試着率が改善した。
試着率は、購買率が上がるだけではありません!
お店の優しさの指標なのです。
もし今、
売上が伸び悩んでいるなら。
入口でもなく、
平台でもなく、
フィッティングルームの前に立ってみてください。
最後のハードルは、
商品ではなく空気です。
空気は、設計できます。
次回は、
「買わなかった人がまた来る理由」を。
物語は、まだ終わりません。

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