アクセサリー、買いたくなる演出とは?

VMDコンサルタントの藤井雅範です。

 

ギフトシーズン。

店頭でもアクセサリーや時計の見せ方に工夫が見られます。

いつもは店の奥に配置している、アクセサリーテーブルをファサードの近くに持ってきたり。

少しでも目立つように配置して、ギフトへのおすすめをしている様です。

 アクセサリーを見せる

アクセサリーって、繊細なものが多いですよね。

だから、トレーにキレイに並べて、出来ればガラスケースに収めて、照明も調整すると良く見えますよね。

ただし、ガラスケースに入れる=簡単には触れられない、という事でもある。

なので、セルフ販売のお店には向きません。

しかし接客応対をするお店では、この方が圧倒的に良く見えます。

一般的な手順

アクセサリーケースの中を良く見せる手順を書いてみます。

商品を良く見せる素材と色(コントラストとハーモニー)のトレーに並べる。

商品構成により色でまとめるのか?デザインでまとめるのか?素材でまとめるのか?を決定する。

商品を引き立てるプロップス(演出小物)を配置する。

必要に応じて商品のフォルムをひょうげんするライザー(補助道具)を用いる。

キャプション(商品説明)を配置する。

値段を表示する。

ライティングを調整する。

 

 

レザーの編み込み+ターコイスといったワイルドな商品を引き立てる流木

レザーの編み込み+ターコイスといったワイルドな商品を引き立てる流木

アクセサリーの着用感を表現するライザー(胸像フォルム)

アクセサリーの着用感を表現するライザーを使用

 買いたくなる演出

以上は一般的な手順。

更に良く見せよう、買ってもらうきっかけを作ろうとすると、こんな工夫が考えられます。

意図的に誘目アイテムを設定する

赤い時計が誘目アイテム。まずそこに目がゆき、次に色違いに目が移ってゆく。

赤い時計が誘目アイテム。まずそこに目がゆき、次に色違いに目が移ってゆく。

 

POPを配置する

 

POPはスペックだけでなく、この商品を使うシーンや使った体験を書くと反応が良い

POPはスペックだけでなく、この商品を使うシーンや使った体験を書くと反応が良い

 

まとめ

今はギフトシーズンでもあるのでアクセサリーは代理購買が見込めます。

新しい顧客獲得のチャンスです。

ファサードからわかり易い位置にアクセサリーコーナーを設定しましょう。

上の手順でディスプレイしましょう。

誘目のテクニックを使いましょう。

POPを設置しましょう。

すると価値が高まる事でしょう。

それがお客様に伝われば売上につながる。

・・・・・そういう事です。

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