なんでもあるお店は忘れられる?
VMDコンサルタントの藤井雅範です。
なんでもあるお店
例えば、あなたが服飾雑貨を扱っているお店を運営しているとしましょう。
バッグや靴や帽子やマフラーストールやアクセサリーなどを扱っています。
お店は駅ビルのグランドフロアにあって、店前通行量も結構多い。
商品はいつも沢山ある。
テイストはとっても幅が広い。
フェミニンなものからマニッシュなもの。
エッジの効いたものもあればとってもふつうの商品もある。
何でもあるお店。
店前通行量が多い限り、売上はとれてゆく事でしょう。
専門的なお店
しかし・・・・・
万が一近隣に同じ様な商品を安い価格で売る店が出現したら?
絞り込まれたテイストを専門的に扱うお店が出現したら?
とたんにあなたのお店に影響が出るかもしれません。
なぜなら、何でもあるお店は記憶に残りにくい、からです。
そのお店が支持されて売上がとれているのではなく、利便性が良いから売上がとれている。
だから、価格競争にも巻き込まれ易い。
逆に絞り込まれたテイストを専門的に扱うお店は記憶に残り易い。
そのテイストに共感したお客様は顧客になってもらい易い。
まとめ
いかがですか?
なんでもあるお店は逆に選ばれる理由が少ないんです。
利便性と価格だけ。
周辺の環境の変化で、売上が左右され易く、お客様に忘れられ易い。
絞り込まれたテイストを専門的に扱うお店は、記憶に残り易く顧客が多い=売上が安定する。
確かにまだとっても見利便性が良く、店前通行量の多い立地は存在します。
そんな場所では、なんでもあるお店が売上をとれる。
しかし、今後はそんな立地も減っていく事でしょう。
人口が減って、お店は増えて、購買方法も多様化していくのだから・・・
しっかりと長期的にビジネスを考える上で、あなたはどちらを選択しますか?
・・・・・そういう事です。
この記事へのコメントはありません。