商品を触ってくれるのに、お店には入ってくれない・・・

公開日: VMD, VMDノウハウ, 入店客数, 導線

久しぶりにVMDのテクニックのお話しを・・・

よくありがちな間違い例

お店のファサード=顔

お客様が通られている場所ですよね。

よくありがちなことは、たくさんのお客様に触って欲しいと思って、ラックや背の高い棚をリースラインギリギリまで前に出している状態。

その気持、よーくわかります。

だってお客様はお店の外を歩いているのだから。

まず商品に触って欲しいから。

一番前に沢山商品を出してキャッチしたい!!!

よーくわかりますよ。

でもね、でもね、それじゃお店の中に入りにくい。

通せんぼしてしまっている。

お店の中が見えにくい。

目隠してしまっている。

伝えたいものが、前に出している商品でしかない・・・

 

こんな場合の修正ポイントは2つです。

スライド1

背の高いラックを移動して、開口部を確保。奥への導線を取り、ボディやテーブルの向きを変えて視認性を確保。

開口部を確保する

物理的にお店に入れるだけのスペースを確保することです。

これって、“ 入れるから良いじゃん”ではダメなのです。

そこで一人お客様が立ち止まって商品を見ていても入れますか?

ベビーカーを押しているお客様も入れますか?

こういう視点で見て下さいね。

 

主要導線なら1メートル50センチは開けましょう。

きっと今まで以上にお客様が入ってきて下さいますよ!

視認性を確保する

お店の中の見通しを良くすることです。

お店の一番前にたくさんの商品を出すことでその商品は触ってもらいやすいでしょう。

でもね、あなたのお店はそこだけですか?

 結果的に中が見えにくくなってしまっていたら、店内には踏み込んでいただけません。

一番前の商品に興味を示していただけなければそれまで・・・

逆に見通しを良くして、更に導線が確保されていれば一歩踏み込まれやすくなります。

 

お客さんの立場になって考えてみましょう。

通りがかりの、共有通路すれすれに出してある商品をチラッと見る時。

お店に一歩踏み込んで、中で展開されている商品を見る時。

気持ちが違うのがわかりますか?

前者は特にお店に興味が無い。

後者はそれなりにお店に興味を持っている。

どちらが購買につながりやすいですか?っていうことです。

だから、まず一歩踏み込んでいただきましょう。

そうすることで、お客様の気持も自然と切り替わるのだから。

 

良かれと思って、お客様を通せんぼしていませんか?

・・・・・そういうことです。

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藤井 雅範

代表 VMDコンサルタント株式会社ライトハウス
アパレルメーカー 株式会社ワールドにて28年と9ヶ月、一貫してVMDの専門職に従事。レディス、メンズ、雑貨ブランド。セレクト、ファミリー及びスポーツ業態のVMDを経験。複数の事業部にてVMDマネージャーを歴任。エクスペリエンス・マーケティング実践塾55期生。《藤井雅範のプロフィール》

Comment

  1. rikka より:

    ガツンとやられた感じがします。早速自店で、チェックします!

この記事に対するメッセージを御願いします。
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VMD基本用語説明

VMD:ヴィジュアル・マーチャンダイジング→ お客様にあなたのお店(あなたのブランド)の価値を“視覚をメインとした五感で伝えること”。そのシステムのことをさす場合もある。

VP:ヴィジュアル・プレゼンテーション→ そのお店のMDの特徴やコンセプトを表現すること、またはそのスペースのこと。一般的にはお店のファサード(入り口、通路面のお店の顔の部分)にあるショーウインドウやステージ上で数体のスタイルをまとめてみせる場合が多い。

IP:アイテム・プレゼンテーション→ そのお店で、商品が、お客様が手にとれるように陳列されている状態、またはそのスペースのこと。

PP:ポイント・オブ・パーチェス・プレゼンテーション→ IPされている商品群をピックアップして、着こなしや着回し使い方を表現すること、またはそのスペースのこと。いわゆるPOPもこのPPの一部に分類されます。

ファサード:お店の顔→ そのお店の外部の通路に面した部分をさします。特に、入店客数に影響を与えるスペースでもあります。

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