SNSの時代。インデアンカレーに学ぶヒット商品のヒント。
VMDコンサルタントの藤井雅範です。
あぁインデアンカレー
インデアンカレー、インデアンカレー、インデアンカレー・・・・・
香ばしい香辛料の香りに包まれたルーを一口、口に含む。
意外な甘さが口の中に広がる。
そして次の瞬間、痛い様な刺激がやってくる。
口の中に突き刺さる様な辛さだ。
大阪を中心に全国で9店舗を展開しているインデアンカレー。
ここのカレーはクセになる、とよく言われています。
ふと思い浮かぶと、なかなか頭から離れない。
インド人の横顔のイラスト入りの白いお皿。
それに白いご飯が盛られ、ご飯の中央部がスプーンでおさえられて少しへこむ。
そこに生卵の黄身が落とされる。
その上に、少しとろみがありスパイスのかぐわしいルーが、お玉を廻すようにかけられる。
思い出すだけで、もう頭の中はインデアンカレーで埋め尽くされる。
良し、今日はインデアンカレーに行くぞ!
こんな行動をとった方も多い事でしょう。
フェイスブックでの伝播
先日、フェイスブックに、インデアンカレーに行った事を写真とともに投稿しました。
イイネ!が109件、コメントが36件と結構反応があった。
その投稿の中で、一人「私、実はまだ行った事がない」というコメント。
それに反応して、コメントくれたメンバーのうちの4人グループで「じゃ今度行こう」という約束が成立。
東京在住の友達の「まだ食べた事ない」というコメントに、別の友達が東京店のリンクを教えてくれていたりする。
数日後、親しい友人が「インデアンカレー、テイクアウトしました」という投稿をすれば、「どこにあるの?」というコメントが入りリンクで紹介されたり。
その友達の投稿をみて、「行ってきました」という写真入りのコメントが入ったり・・・
フェイスブックで勝手にどんどん拡散されいく。
その影響で店舗へ誘導されていく。
その行動がまた、拡散される・・・・・
まとめ
独自性のある商品は口コミされ易いのです。
インデアンカレーの様に、味覚、嗅覚、視覚に訴えかけられるお店は伝播され易い。
ついSNSに投稿したくなる商品、店舗、サービス、販促。
ここにSNS時代のヒット商品のヒント、キーワードがあるのでは?
・・・・・そういう事です。
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