意図のないVMDは存在しない。それは単なる作業である。

公開日: VMD


VMDコンサルタントの藤井雅範です。

 

VMDを実施する際には、必ず意図を持って行います。

逆に言えば、意図のないVMDというものは存在しません。

それは作業にすぎない・・・

 

なぜなら、意図がないというのはお客様に伝えるメッセージがない、ということ。

メッセージがなければ伝わらない。

伝わらなければ売れません・・・

長期的に見ても短期的に見ても売上につながらないVP,PP,IPやディスプレイそれは単なる作業、ということです。

売上を分解しましょう!

目の前の売上を上げたいときは、必ずその構成要素のどこに対して可能性、伸びしろがあるのか?

これを考えますよね?

例えば、客数を増やしたいとしたら、入店客数を増やす施策か、購買率をあげる施策が考えられる。例えば、客単価をあげたいとしたら、一点単価をあげる施策か、セット率をあげる施策が考えられる。さらに入店客数を増やす施策ならば、店前通行量を増やす施策なのか?入店率を増やす施策なのか?まで分解できます。

リラックス・テイスト

写真はイメージです

それぞれの分解された要素の、どこに対してアクションをするのか?

これを理解してから行うと、具体的なアクションが組み立てやすくなります。

さらに効果の高いものが期待できます。

反対にここを間違うと、どんなに素敵なディスプレイや陳列を行ったとしても、売上にはつながらない。

無為な作業になってしまいます。

間違った表現をしたら売上が下がってしまいます!

もしも、お客様が行列をしているほど沢山入ってきてくださるのに、コーディネート陳列ばかりで行っての商品が探しづらいとしたら、お客様の回転も購買率も下がります。

逆に、入店客数は少ないながらもお客様はゆっくりお買い物してくださる状況なのに、徹底したアイテム別レイアウトで単品での見せ方をしてコンビニエンスなお買い物を促進させても、客単価は上がりません。

 

だから、売上の分解を行って、その構成要素の中でどこに可能性があるのか?伸びしろがあるのか?

これを見極めてからアクションを行うことが大切になってくる。

 

・・・・・そういうことです。

 

 

 

 

 

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藤井 雅範

代表 VMDコンサルタント株式会社ライトハウス
アパレルメーカー 株式会社ワールドにて28年と9ヶ月、一貫してVMDの専門職に従事。レディス、メンズ、雑貨ブランド。セレクト、ファミリー及びスポーツ業態のVMDを経験。複数の事業部にてVMDマネージャーを歴任。エクスペリエンス・マーケティング実践塾55期生。《藤井雅範のプロフィール》

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VMD基本用語説明

VMD:ヴィジュアル・マーチャンダイジング→ お客様にあなたのお店(あなたのブランド)の価値を“視覚をメインとした五感で伝えること”。そのシステムのことをさす場合もある。

VP:ヴィジュアル・プレゼンテーション→ そのお店のMDの特徴やコンセプトを表現すること、またはそのスペースのこと。一般的にはお店のファサード(入り口、通路面のお店の顔の部分)にあるショーウインドウやステージ上で数体のスタイルをまとめてみせる場合が多い。

IP:アイテム・プレゼンテーション→ そのお店で、商品が、お客様が手にとれるように陳列されている状態、またはそのスペースのこと。

PP:ポイント・オブ・パーチェス・プレゼンテーション→ IPされている商品群をピックアップして、着こなしや着回し使い方を表現すること、またはそのスペースのこと。いわゆるPOPもこのPPの一部に分類されます。

ファサード:お店の顔→ そのお店の外部の通路に面した部分をさします。特に、入店客数に影響を与えるスペースでもあります。

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