人気の雑貨屋さん!その鮮度を維持するには?
VMDコンサルタントの藤井雅範です。
プチプライスの雑貨屋さん、人気ですね!
オープン時には長蛇の行列で話題になったりしました。
雑貨屋さんでの購買行動
さて、こういった雑貨屋さんでは、お客様はどのようにお買い物されるのでしょう?
カテゴリーは主に、ステーショナリー、キッチンまわり品、アクセサリー関連、ポーチや小さなバッグ類、傘やカッパ、おもちゃ、スポーツ用品、PCやスマホグッズ、インテリアやアロマグッズ・・・こんなところでしょうか?
定番的なものはリピーターがついて、買い足し需要がある様です。
アイテムでいうと、楽しい柄のペーパーナプキン、マスキングテープなどがそれに当たります。
こういったものに関しては、目的買いで来店される方もいらっしゃるでしょう。
しかし、それ以外のお客様は特別な目的があってこられる方はほとんどいない。
『なんとなく面白そう!』『なんかないかな?』『ねぇ、ちょっとのぞいてみない?』
こんな感じでお店を訪れます。
こう考えると、いつも発見や驚きのある品揃えが大切に思えますよね。
それがないと、オープン時の行列をピークに入店客数は徐々に減少していくかもしれません。
新鮮さを維持する為に
でも、お店の商品をしょっちゅう全て入れ替えることは非常に難しい。
さらにモノが小さいだけに、品数が多い、在庫も多数、よって仕入れも大変、新しいものが入荷されてもあまり変わった感じを与えにくい・・・
さてどうすれば・・・
テーマでくくった売場を作る
従来、大分類でカテゴリー分け、中分類で種類分け、小分類で品番分け・・・
という風にレイアウトされていた商品分類。
それをあるテーマで分けてみる。
色や柄といった見た目でも良いし、梅雨やクールサマーといったシーズンテーマでも良い。
その時の品揃えとタイムリーな季節感を考慮して設定してみる
VPを作る
上のテーマをわかり易く、ショーウインドウや店内の見せ場で表現。
伝えたいことを絞り込んで表現することと、ちょっとしたウイットがあると伝わりやすいですね。
また、何点かの商品をピックアップして『リコメンドPOP』を設置したコーナーをVP(見せ場)として作るのも良いです。
リコメンド(オススメ)理由の書き方に注意。
スペック(性能)の売り込み文章よりは、実際の使用感を書いた方が共感されます。
こんなコーナーがあれば、セレクト感も伝えることが出来ますね。
こんな工夫を加えていくことで、プチプライスな雑貨屋さんはさらに楽しく、お客様に支持されるお店であり続けるんだろうな。
・・・・・そういうことです。
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