ディスプレイ手法の進化:見せ方のトレンド
こんにちは!
VMDコンサルタントの藤井雅範です。
日々各エリア、店舗で目にするディスプレイ。
その手法にも進化が見られます。
“見せ方のトレンド”、みたいなものもあります。
その、目についた手法をいくつかご紹介しますね。
ハンギング手法の進化
通常はジャケットハンガーに肩を通し、ラックに掛けるといった手法。
しかしこの写真ではジャケットハンガーらしきものは使われているものの、肩を通さずにネックの後ろのループに引っ掛けているだけ。
ループに引っ掛けるだけなら、ジャケットハンガーらしきものを使う必要はなく、Sフック(Sカン)で十分なはず。
しかしなんだか良いムードが伝わってきます。
それは商品のテイストが、デニム中心で手の込んだ仕様のものだから、かもしれませんね〜
マネキン構成角度の進化
店頭に立つマネキン。
複数体で構成する場合、今までなら
- 正面向きのリピート
- 正面と斜め45度の組み合わせ
- 斜め45度のリピート
この三つのパターンが多かったです。
しかし、最近よく目にするのが
正面向きと横(90度)向きの組み合わせです。
この組み合わせが見られます。
それも一つのブランドだけでなく、複数のブランドで見られます。
“マネキン構成のトレンド”と言えるかもしれません。
バッグの置き方の進化
マネキン構成で見られた、横(90度)向きという配置。
これはバッグのディスプレイでも増えています。
従来バッグも正面向きか斜め45度に向けて配置するのが主流でした。
しかし最近はバッグの横(サイド)、いわゆる小口ですね。
こちらを正面に向けて配置されているのを目にします。
今まであまり向けられていない角度ということもあり、新鮮な感じを与える効果があります。
このように、ディスプレイ手法でも進化があります。
見るお客様にとって、新鮮な印象を与えられるとまた違った魅力が伝わってくるように思います。
みなさんの商品では、見せ方でどんな進化ができますか?
チェレンジしてみてくださいね!
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