羊男との遭遇!|村上春樹をめぐる旅

美深駅到着!
駅について列車を降りると、車掌さんも一緒に降りる。
そうです、ここ「美深」は無人駅。
だから車掌さんがホームに降り立ち、降りる客から切符を受け取るんです。
よほど寂れた駅かな?と思いますよね?
たしかに線路やプラットフォームはそんな印象。
でもね、駅舎がこんなに立派なんです。
村上春樹文庫発見
そして駅舎の中には、美深の名産品がさり気なく陳列されています。
無人駅なので駅員らしき人はいません。
しかしその駅舎や売店を管理されている女性がいらっしゃる。
その駅舎の中には、「美深町観光協会」の運営するスペースが有ります。
テーブルセットが3っつ。
本棚に写真の展示。
フリーのwi-fiサービスも。
ここには小さく「村上春樹文庫」という掲示もされています。
出会ってしまった!
そうです、村上春樹の作品が自由に読めるようなスペース。
特に「羊をめぐる冒険」に登場する土地のモデルとなったらしき風景の写真が掲示されています。
羊の牧舎、牧場、草原の向こうの山並み、雑草にまみれた単線の線路、山道の不吉なカーブ・・・
そんな風景写真です。
そしてそのギャラリーの中でボクは出会いました。
あの、
「羊男」に・・・
つづく・・・
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