『FOREVER21』日本撤退時にお客さんが発した言葉から学ぶこと

こんにちは!

VMDコンサルタントの藤井雅範です。

『FOREVER21』が10月いっぱいで日本から撤退しました。

その報道を呼んでいるとこんなコメントが書かれていました。

20時過ぎには既に店舗の照明は消され、店内の什器はすべて撤去された状態になっていた。店舗の外には、繰り上げ閉店を知らずに買い物に来た客や外観を撮影する人々の姿が多く見られ、都内在住の10代女性は「最後に買おうと思って来たら既に閉まっていました。ザラなど割と色々なブランドで買うので、思い入れが強いわけでは無いですが、よく利用していたので単純にショックですね」と話した。

インタビューされた女性の「思い入れが強いわけではないですが・・・」という発言。

これが日本撤退の理由を、象徴する言葉かもしれない、そう思いました。

 

ファッションが好きな人ならお気に入りのブランドやショップがあると思います。

あのブランドを着たい、あのショップで買いたい、あの人にアドバイスして欲しい・・・

そう思ってワクワクしながらショッピングを楽しむのだと思います。

 

とりあえず安かったから、今流行っているから、みんな着てるアイテムだから・・・

こんな理由で買われる洋服なら思い入れも少ないだろうし、余り着られることもなく捨てられたり、メルカリで売られたりするんでしょう。

そしてそんなショップやブランドは、どんなに鳴り物入りで登場しようが、いつの間にか破綻していく。

一時は44億ドル(約4,708億、米国FOREVER21社)もの売上を誇ったお店でも、ね。

 

ここから学ぶことはあります。

それはカンタンなこと。

「思い入れが強いわけではないですが・・・」という発言をされないお店やブランドになることです。

あのブランドを着たい、あのショップで買いたい、あの人にアドバイスして欲しい・・・

そう思ってワクワクしながらショッピングを楽しんでいただくという、とっても当たり前のこと。

 

日本のアパレル業界は迷走しすぎて見失っているものが多いような気がします。

とっても当たり前のことをしっかりやり遂げること。

 

あのブランドを着たい、あのショップで買いたい、あの人にアドバイスして欲しい・・・

あなたのお店はそう思われていますか?

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