「通り過ぎるお客様を逃すな! VMDコンサルタントが教える 色・距離・光 の目を惹く法則」
こんにちは!
VMDコンサルタントのMATT(マット)こと藤井雅範です。
私は長年の VMD 経験から、商品の『色と背景の関係』『距離の心理学』を駆使し、
店頭集客を最大化させてきました。その理論と実践的なコツをお伝えします。
商品の色と背景の色
商品の色と店内環境の色
商品の色とショーウインドウの中の色
こういったものの工夫で、お客様の目に留まり、立ち止まって見てくれたり、店内へ誘導することができるんです。
ただし、そこには『その環境と商品の色の関係』を知っておかないと、効果は半減したり、逆効果になってしまうんですよ!
先日通りがかったお店です。
店内のインテリアには“赤”が壁や床や什器のステージ部分などに、効果的に使われていてインパクトがあります。
そして一番奥にある“白い壁”の前に、真っ赤なコートがディスプレイされていました。
目は惹れますし、興味を感じた人は店内へ導入される効果があることでしょう。
逆の事例です。
こちらはバッグがディスプレイされたショーウインドウ。
背景の色は“黄色”で商品のバッグの色も“黄色”です。
先ほどの事例とは違って一見コントラストは感じられません。
しかし先ほどと違うのは、通路と商品の距離です。
赤いコートは遠くにあります。
そして黄色のバッグは比較的狭い通路に面したショーウインドウにあります。
白い壁の前の赤いコートは“色”が目を惹きます。
黄色のバッグは、背景と商品は同じ“色”
そして通路と商品との距離が近い。
この場合は同じ色の背景に対して“商品の素材感”が目を惹くのです。
このように、“お客様が通る通路と商品の距離”によって、背景の色と商品の色を選ぶこと。
これがお客様の目を惹くコツ、と言えるでしょう。
そして最後に大切なこと。
それはどちらの場合も、スポットライトをしっかりと充てること!
こうすることでさらにコントラストが強くなります。
忘れないでくださいね。
このライティングの調整こそ、プロの VMD テクニックの核心です。
なぜなら、ただ光を充てるだけでなく、商品や店舗の素材感、色、距離に応じて最適な光を設計する必要があるからです。
僕が長年現場で感じた、コントラストとライティングの関係でした。
このような高度な視覚戦略は、お店の売上に直結します。
よかったらあなたのお店やブランドに伺ってアドバイスさせていただきますよ!


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