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ファスト・ファッションから学ぶ!「売れるお店」のVMDヒント、あなたのお店でも活かせます

こんにちは!

VMDコンサルタントのMATT(マット)こと藤井雅範です。

 

最近、僕はいわゆる「ファスト・ファッション」と呼ばれるお店の視察にも行きます。

なぜなら、これらの店舗が、VMD(ヴィジュアル・マーチャンダイジング)の視点で非常に工夫された店づくりをしていることに気づいたからです。

「安くてトレンドを取り入れている」というイメージが強いファストファッションですが、実はそこには、お客様に「買いたい!」と思わせるVMD のヒントがたくさん隠されているんです。

 

「少ないスタッフ」でも売れる秘密はVMDにあり!

ファスト・ファッションの店舗は、広い売り場面積に対して、接客スタッフの数が比較的少ない傾向にありますよね。でも、それでも多くのお客様がお買い物を楽しんでいます。その秘密は、お客様が「見て、感じて、納得して」スムーズに商品を選べるようなVMDの工夫にあるんです。

私が特に注目した、ファスト・ファッションのVMD事例をいくつかご紹介しましょう。


⚫︎お客様を自然と奥へ誘う「回遊性」の工夫
: 以前のブログ『お客様が「ついつい奥まで行ってしまう!回遊性」、お店で活かしてますか?』でもご紹介しましたが、お店の入り口に大きな丸テーブルを配置するなどして、お客様が自然と店内へ引き込まれ、奥まで歩きたくなるような回遊性を強く意識しています。これによって、お客様が店内のより多くの商品と出会う機会が増えるんです。

⚫︎空間を最大限に活かした「見せる&探せる」売り場
: 天井まである壁面を効果的に使い、上部では商品のコーディネート提案や魅力的なポスター(PP=ポイント・オブ・パーチェスプロモーション)で目を惹きつけ、そのすぐ下に、関連商品を豊富に陳列(IP=アイテム・プレゼンテーション)。お客様はディスプレイで「これいいな!」と思ったら、すぐにその場で商品を見つけられるので、購買意欲を逃しません

⚫︎「触りたい」「試したい」を叶える陳列の工夫: 例えば、畳んで陳列されている棚に、数点だけ商品をハンガーにかけて吊るしているのを見たことはありませんか? これにより、畳まれた状態では分かりにくいデザインの全体像が一目で伝わり、さらに手に取りやすくもなります。お客様が商品とストレスなく触れ合えることで、「もっと詳しく見たい!」という気持ちを後押しします。

 

あなたのお店もVMDで「もっと売れる」お店にしませんか?

ファストファッションの店舗が実践しているこれらのVMDの工夫は、スタッフの数が限られていても、お客様が自分で商品の魅力を発見し、理解を深められるようにするための、非常に重要な仕掛けです。
まさに、PPやPOP、IPといったVMDの要素を深く取り入れることで、お客様への「おもてなし」を形にしていると言えるでしょう。

どんなお店でも、VMDを深く追求し、お客様に「伝わる」工夫をすることで、確実に売上アップに貢献できると僕は感じています。

「うちのお店も、もっとお客様に商品の魅力が伝わるようにしたい」 「お客様が自然と店内を回遊してくれるような売り場にしたい」 もしそう感じているなら、ぜひ一度、VMDのプロである僕、MATTにご相談ください。

お客様が「自分で見つけて、納得して、買っていく」そんな魅力的なお店づくりを、あなたの店舗でも一緒に実現していきましょう!お気軽にご連絡くださいね。

 

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