大手アパレルの皆さまへ。2週間も経てば、もう手遅れです!


『言い訳に縛られていると気づかされた。チェーンオペレーションの中で、どう即実行に持っていくかを考えたいです』

『本部と店頭の間に立つものとしてどちらの考え方もわかる。今後の仕事の進め方を考えないと。SPA・チェーンストアで、全社、個店でどこまで出来るかを考えたいと思います』

先日、頂いたアンケートの内容。

ファッションワールド東京の講演を聞いてくれた方々からの声です。

『本部vs店頭(戦っている場合じゃない)』という趣旨のお話に対する感想だと受け取りました。

 

このブログにもSNSでのメッセージでもリアルでも、時々声を寄せていただきます。

先日はこんな話も伺いました。

『藤井さんのブログに書いてあったように、お客さんがやってくる方向にマネキンの向きを変えてみたんです。動線からはとても見えやすくなってインパクトが出ました。でもすぐに店長から「本部の指示通り正面に向けておいて」と修正指示が出たんです。だからブログを見せて動線からも見てもらって店長は納得してくれたんですが、「実行は本部の許可をもらってから」と言われました。』

『セール時のPOP表示、オフ率が違うものが一つのラックに混在していてわかりにくい。加えて「今なら2BUYでさらに10%OFF」そしてタイムセールも並行して行われる。一体コレいくらなの???って状態。わかりやすいPOP表示に変えようと本部に提案しようとすると・・・答えをもらえるまではだいたい2週間!それで、ついつい諦めてしまうんです』

2週間って・・・

おそらく大手アパレルの内部の仕組みの弊害なのでしょう。

 

店頭は刻々と変化しています。

時間が経つと手遅れになってしまうことも多い。

工場にはリードタイムを早めるように言いながら、店頭からの提案への返答が遅いようでは、ねぇ

 

お客さんへの対応への遅れも問題ですが、スタッフのモチベーションへの影響が心配です。

提案しても『どうせ時間が掛かるから諦める』そんな体質になってしまってはいけません。大切な人材を活かしきれない。

ファッションワールド東京での講演。頂いたアンケートにはこんな感想のものも有りました。

『数年ぶりに参加させていただきました。昔も今も変わらない。大切なのは楽しんで仕事できること。人が喜んでくれることをしたいと思いました』

そうですよね。

お客さんが喜んでくれることを素直に実行できる環境を作る”こと。

コレも本部の大切な仕事、ですよね〜

この記事に興味を持たれた方はこちらもどうぞ↓

店頭vs本部 闘っている場合じゃない!

今日も読んでくれて、ありがとうございます!

 

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藤井 雅範

代表 VMDコンサルタント株式会社ライトハウス
アパレルメーカー 株式会社ワールドにて28年と9ヶ月、一貫してVMDの専門職に従事。レディス、メンズ、雑貨ブランド。セレクト、ファミリー及びスポーツ業態のVMDを経験。複数の事業部にてVMDマネージャーを歴任。エクスペリエンス・マーケティング実践塾55期生。《藤井雅範のプロフィール》

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VP:ヴィジュアル・プレゼンテーション→ そのお店のMDの特徴やコンセプトを表現すること、またはそのスペースのこと。一般的にはお店のファサード(入り口、通路面のお店の顔の部分)にあるショーウインドウやステージ上で数体のスタイルをまとめてみせる場合が多い。

IP:アイテム・プレゼンテーション→ そのお店で、商品が、お客様が手にとれるように陳列されている状態、またはそのスペースのこと。

PP:ポイント・オブ・パーチェス・プレゼンテーション→ IPされている商品群をピックアップして、着こなしや着回し使い方を表現すること、またはそのスペースのこと。いわゆるPOPもこのPPの一部に分類されます。

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